内容説明
NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』の特別番組「プロに学べ!脳活用法スペシャル」の出版化。子どもや部下、そして自分自身を成長させるための“育ての極意”、さらに、脳をいつまでも若々しく保つための“脳のアンチエイジング”。この誰にとっても切質な2大テーマについて、各分野の超一流プロたちの実例を最新の脳科学で読み解き、誰もが実践できる“脳活用法”として伝授する。
目次
第1章 子どもの脳の育て方―成長の極意は「教えない」こと
第2章 部下の脳の育て方―上司は安全基地になれ
第3章 自分の脳の育て方―未来のために後悔する
第4章 脳のアンチエイジング1―体を使って脳を若々しく保つ
第5章 脳のアンチエイジング2―“意欲の脳”を活性化する
第6章 脳のアンチエイジング3―“自分流”のススメ
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。理学博士。現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授。「クオリア(感覚質)」を手がかりに、脳と心の謎に挑む脳科学者。NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』の番組キャスターを住吉美紀アナウンサーとともに務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kikuyo
23
「いま、子どもである期間に、何を見てどういう体験ができるかが一番大事なんです。…、大人にできることって、結局はそれしかないんです。」映画監督の宮崎駿さんの言葉が目についた。2016/11/14
youmar Jr.
4
脳をうまく活用するには、勉強して脳を鍛えるだけじゃなくて、手や足を使うことも大事なのだと知った2020/05/03
RYU
1
教育とはきっかけを与えること。何もかもうまくいくのは、能力以上のことにチャレンジしていない結果でもある。自分から恥をかこうと思うくらいでないと、新しいことを学ぶ機会に飛び込んでいけない。プロフェッショナルたちの言葉ってほんまに心に響く。真摯に正直に生きていこう2010/10/07
kentaro
1
★★☆☆☆ 失敗すること、恥をかくことが成長につながる。失敗はゴールと仮定のもとにある。幸せな状態、だと脳は努力しない。①ゴールと仮定の設定②臨界点を超える努力③失敗・公開からの成長。失敗と後悔の深さは成功への思いの強さと、それに対する努力の深さのギャップだ。再度①②を見直そう。2010/03/19
長坂 断
0
一流のプロたちのエピソードを交えていて分かりやすく、為になった2014/11/16