内容説明
「仕事のストレスから解放されたい」「人間関係が息苦しい」「自分を取り戻したい」…、悩みを抱える現代人によく効くヨーガ。呼吸の質を高め、身体の緊張を解くことで、心の安定を取り戻していく。心をよみがえらせる体位法、ヨーガ式生活習慣術など、簡単にできて効果抜群の実践法を紹介する。
目次
第１章 ヨーガの底力（心の重心がズレていませんか？；ヨーガは単なる健康法ではない ほか）
第２章 ヨーガが生まれた必然（ヨーガ誕生の過程；ヨーガの語源 ほか）
第３章 呼吸の質で人生が変わる（腹式丹田呼吸の効用；呼吸の六つのあり方 ほか）
第４章 心がよみがえるヨーガの体位法（呼吸をしやすい身体をつくる；足指を刺激して、落ち着きと安心感を ほか）
第５章 心を鍛える習慣術（「ゆっくり生活」を心がける；靴をそろえる ほか）
著者等紹介
番場裕之［バンバヒロユキ］
ヨーガ実践研究家。１９６６年京都生まれ。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程満期修了（インド哲学）、文学修士。幼少時より、故佐保田鶴治師（大阪大学名誉教授・インド学）と父の故番場一雄師に師事、０３年より日本ヨーガ光麗会会長に就任し、各地で実践指導を行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ジュリ
3
ヨーガは「運動」というものだけではない。ヨーガの呼吸法・体位方は、心をなだめ、鍛えること働きがある。2013/03/21
ジュリ
2
ヨガは心の軸を安定させたり、ぶれない心を作ったりするもの。ヨガの呼吸をすることで、心の軸ができて、精神状態が安定するようになってくる。2023/09/08
nizimasu
2
すっかりヨーガの本ばかり読んでいますが心を鍛えるというテーマ性に惹かれて読んでみたら佐保田先生の孫弟子筋にあたる人の本であった。となるとアーサナがいわゆる体操の部分にあたり後半で紹介。むしろインドのヨーガの背景にある心を鍛えるためのあれこれが書いてあるのがミソ。ちょっとわかってきたのがある種のスローに動くということ。最終的に心の止滅という部分においてはこの動作で心を制御するようなことはなるほどヨーガ的な心のおちつけ方なのかなと感じる。頭に血がのぼる反対で腹をすえるというのもヨーガ的なのかなと気付いたかな2018/12/19
デビっちん
1
ヨーガの精神的効用に焦点を当てた本。健康法としてヨーガは広く社会に浸透してきたが、本来の目的は「心を鍛える」こと。人の心は乱れやすく、ブレやすい。腹式丹田呼吸を行うことで、自ずと心と体の重心がひとつにまとまって心は安定してくる。心を鍛えるには、呼吸法だけでは十分ではなく、呼吸と心の一致、姿勢や身体の動きを合わせた一体感、統合感が必要。写真付きで呼吸法を実践しやすそう。呼吸を意識することで、「意識の矢印」をコントロールしやすくなるのかも。2014/04/01
出世八五郎
0
数年前に読了。内容記憶良く中身忘れるとは他のヨガ本と大差ない内容と思われ、本書を低く見るというのではなくヨガ本一冊あれば充分かな。
