出版社内容情報
ニッポンの次は、もちろんアメリカだ。
『「ニッポン社会」入門』の著者が放つ待望の第二弾!
「アメリカの謎」あるいは「ぼくの愚痴」
○「ありがとう」の返礼が、なぜ「たしかに」なの?
○スポーツは地域限定のマイナーなものばかり
○チューインガムを発明した人は責任を取って
○なぜ伝道師たちは見返りに金銭を要求するのか?
○富裕層に驚くほどやさしい貧困層
○出身大学の名前が入ったトレーナーを着るなんて
○絶対に自分の非を認めようとしない人たち
○そこまで真っ白な歯にしなくてもいいんじゃない
内容説明
ニューヨーカーたちは思いのほか丁寧で愛想もいい。でも、心しなくては。その親切な仮面の下では、何か巧妙な悪だくみが進行しているかもしれないから。「ニッポン社会」への入門を無事果たした英国人ジャーナリストの次なるターゲットはアメリカだった。スポーツ、ユーモア、社交、格差、幸福感…。母国イギリスとのさまざまな比較から見えてきた「アメリカ社会」の意外な素顔とは。
目次
ニューヨーカー―もっとも無礼で粗野な人たち?
ニューヨークにまつわる歌―「歩くジュークボックス」から流れる三曲
アルコール事情―「ビール王」を名乗るには早すぎる
ユーモアのセンス―『ザ・シンプソンズ』と『オニオン』には脱帽
アメリカン・スポーツ―思い入れがあるのは彼らだけ
貧富の格差―アメリカン・ドリームなんて幻想だ
ニューヨーク生活―移住を考えている人へのお役立ちガイド
ニューヨークの愛称―“ゴッサム”に込められたメッセージ
イギリス人とアメリカ人―いとこのような「特別な関係」
アメリカの英語―日本語くらい上手に話せたら
アメリカ人との出会い―癪に触るデイヴとおとなしいデイヴ
アメリカ式社交術―ネットワーキングにはぞっとした
アメリカ人の発明―長靴、パレード、ニックネーム
ちょっとした違和感―アメリカ社会のおかしなところ
著者等紹介
ジョイス,コリン[ジョイス,コリン][Joyce,Colin]
1970年、ロンドン東部のロンフォード生まれ。オックスフォード大学で古代史と近代史を専攻。92年来日し、神戸で日本語を学ぶ。埼玉の公立高校の英語教師、『ニューズウィーク日本版』勤務を経て、英高級紙『デイリー・テレグラフ』の記者となる。現在、フリージャーナリスト。07年からニューヨーク在住
谷岡健彦[タニオカタケヒコ]
1965年大阪府生まれ。東京大学大学院英語英米文学専門分野修了。東京工業大学准教授。現代英国演劇専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
したっぱ店員
viola
すぎえ
チエコ