内容説明
100年に1度と言われる大不況のなか、オバマ大統領が経済再生の切り札として期待をかけるグリーン・ニューディール政策。環境投資は、雇用と需要を生み出すのか。そして自然エネルギーへの転換は、私たちの生活と社会をどのように変えるのか。オバマの登場で急速に動き出したアメリカの「環境エネルギー革命」の実情、さらには日本の課題や最新環境技術までを網羅した一書。
目次
第1部 アメリカ グリーン・ニューディールが変える経済と社会(太陽光が雇用を生む;風力発電で地域を再生する;次世代電力網「スマート・グリッド」の衝撃;“グリーン・ファンド”―投資が当たれば利益は莫大;オバマ大統領と「グリーン・エコノミー」;グリーン・ニューディールを支える若者たち;環境技術で“勝ちにくる”アメリカ)
第2部 日本 世界一の技術力と迷走する環境政策(「グリーン産業革命」は、日本が起こす!;始動「日本版グリーン・ニューディール」;越えられない省庁間の壁;風力発電で地域活性化―理想と現実)
著者等紹介
寺島実郎[テラシマジツロウ]
日本総合研究所会長・多摩大学学長・三井物産戦略研究所会長。1947年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。三井物産ワシントン事務所長、戦略研究所所長などを歴任。内閣官房地球温暖化問題に関する懇談会委員
飯田哲也[イイダテツナリ]
環境エネルギー政策研究所所長。1959年生まれ。京都大学工学部卒業、東京大学大学院博士課程単位取得。中央環境審議会委員、東京都環境審議会委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
〆さば
リル
yo yoshimata
ちゅり