生活人新書
お笑い沖縄ガイド―貧乏芸人のうちなーリポート

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140882900
  • NDC分類 291.99
  • Cコード C0295

出版社内容情報

世界最強米軍に挑んだ世界最弱芸人が吐露する、本当のオキナワ
観光客がカーナビつきレンタカーで路地裏のそば屋に乗りつけ、女性誌は対ゲリラ訓練用キャンプのジャングルを「隠れ家リゾート」と持ち上げる……。舞台『お笑い米軍基地』で、シニカルな笑いのベールに包んで沖縄の抱える矛盾を問う沖縄県出身の芸人が、「癒されない」ウチナンチュ(沖縄人)の本音を綴る。

内容説明

B級グルマンがカーナビつきレンタカーで路地裏のそば屋に乗りつけ、女性誌は対ゲリラ訓練用キャンプのジャングルを「隠れ家リゾート」と持ち上げる。移住ナイチャーが産地不明の土産物をナイチャー観光客に売りつけ、地元お笑い芸人は米軍基地をネタに飯を食う。等身大の「癒しの島」は、矛盾だらけの泣き笑い。沖縄で生まれ育ち、東京から出戻った芸人が、ウチナンチュの本音をリアルに綴る。今、「沖縄好き」の度量が試される。

目次

オープニング 沖縄Q&A
ヤンバル芸人と行く沖縄リゾートの旅
Aサインと伝説のロックンローラー
灼熱の日米ビーチ決戦
観光の島
お笑い米軍基地ヒストリー
不動産屋の話~移住計画者に捧ぐ
沖縄お笑い芸人への道
スピリチュアル・オキナワ〔ほか〕

著者等紹介

小波津正光[コハツマサミツ]
1974年那覇市生まれ。高校卒業後、比嘉崇と漫才コンビ「ぽってかすー」を結成。沖縄県内で活動した後、東京へ活動拠点を移す。2005年、企画・脚本・演出を担当した舞台『お笑い米軍基地』で注目を浴びる。2006年からウチナンチュであることにこだわり、単身沖縄に戻り、テレビ、ラジオ、舞台で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koji

3
題名で感じるよりもずっと真面目な内容でした。2016/04/04

Hiroki Nishizumi

2
面白い。沖縄ガイドになっているは最初のちょっぴりだけど、内容が良いのOK2023/01/04

kokada_jnet

2
決して「癒しの島」などではない、「米軍基地だらけ」で「自殺率全国一」の沖縄を描いているが。「沖縄ネタ芸人」としての自分の軌跡を描く部分と、沖縄の実情を描く部分がごちゃまぜなので、読後の印象が薄い。高良茂らウチナーDJ、「笑築過激団」「FEC」らウチナーお笑いらの影響を語る部分は面白かった。2009/08/07

TommaS

1
沖縄の青年お笑い芸人によるエッセー。独特の習慣や営みを,逆説的に,皮肉で描いている。沖縄の人じゃないと分からない表現ではないかと思ったのですが,沖縄県外の人でこの本を手は取る人は少ないだろうなとも思います。笑いを混じえながらも,沖縄とそこに住む人々自身の矛盾や,県外に対する劣等感への意識を感じました。愛情があるゆえに矛盾を抱えるのだろうか。共感というか。。。笑えました。2014/05/27

ふじお

0
「お笑い米軍基地」を主宰する著者。沖縄への愛、沖縄が抱える矛盾を爽やかな笑いにかえてしまう。本土の人にもぜひ読んでほしい。2015/07/08

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