内容説明
情報や知識を得ることのみに性急な現代。「心」の大切さをどこかに置き忘れていないだろうか。身近な体験や見聞をもとに、やわらかな味わい深い文章で、ブッダの選りすぐりの詩を、現代のさまざまな事象に当てはめて語りかける珠玉のエッセイ。
目次
第1章 ものごとは心にもとづく
第2章 自らの心を浄めよ
第3章 無なる知あり、無なる得あり
第4章 生かされているいのち
第5章 慈悲の訓練
第6章 インドにて
著者等紹介
奈良康明[ナラヤスアキ]
1929年千葉県生まれ。1953年東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。カルカッタ大学院留学。文学博士。駒澤大学教授、1994年学長、2005年総長。現在、同大学名誉教授、(財)東方研究会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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