内容説明
景気や会社の都合に左右されない自分なりの確固たるキャリアを持つにはどうすればいいのか？「本業」の他に持つ「副業」を、もう１つのキャリアとしてとらえ、豊かな職業人生を送るための方法論を提案する。
目次
第１章 ダブルキャリアを模索する人たち（ダブルキャリアという新しい働き方；予行演習型ダブルキャリア；相乗効果型ダブルキャリア；他流試合型ダブルキャリア ほか）
第２章 なぜ“２つのキャリア”なのか（時代がダブルキャリアを求める；会社内でもダブルキャリアは可能 ほか）
第３章 副業の歴史と法律（雇用者２８人に１人が副業者；操觚者の苦闘―筆は１本、箸は２本 ほか）
第４章 ダブルキャリアと会社の関係（副業を認める会社、認めない会社；副業に対する企業の姿勢 ほか）
第５章 ダブルキャリア実践８つのステップ（オンリーワンブランドを確立するために；ダブルキャリア実践のための８ステップ ほか）
著者等紹介
荻野進介［オギノシンスケ］
インディペンデント・ライター。１９６６年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業。ＰＲ会社の知性アイデアセンター、リクルートワークス研究所を経て、２００４年に独立
大宮冬洋［オオミヤトウヨウ］
フリーライター。１９７６年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業。ファーストリテイリングなどを経て、２００２年に独立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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melon
2
副業 と、お金を稼ぐ手段として考えるのではなく、ダブルキャリアとして考えれば良い。面白い仕事をしている人がいたらついていく。2013/09/01
Naota_t
1
★3.3/ノウハウ的な内容ではなく、キャリアの考え方を再認識できた（基本的にはエドガーシャインのキャリアアンカーだ）。私は経験からもスペシャリストよりもゼネラリスト思考だ。一つの仕事をしていてもいいが、様々なアンテナをはり、それを本業に生かすことが重要だと考える。本書でいう「本業で経験を深め、副業で仕事の幅を広げる」(p177)「仕事を通じて能力を高めよ。受け身の学習よりも前向きな実践を」(p216)だろう。また、一橋大学を出た筆者がユニクロを一年で辞めた経験も参考になる。キャリアには向き不向きも重要だ。2022/05/07
ぎすけ
1
私が以前していたのは本屋の店員。金銭的な目的もあったが、この本ではそれだけではなく、自分の可能性を高め、スキルを上げたり、天職を見つけるためである。自分には得に売るべきものもない、と思う人でも、好きなことや、継続してできることがもしかしたらダブルキャリアの種になるかもしれない。そんな気にさせてしまうところがある本。2010/09/05
セクシー先生
0
本書には多数の事例がタイプ別に紹介されている。 まさしく、今の自分もサラリーマンとキャリアコンサルタントのダブルキャリアの状態で、（本書のケースについついあてはめてしまっている。…人は人なんだけどね）2013/01/18
seizsakaki
0
ダブルキャリアの歴史が興味深い。幕末や明治維新のころ、つまり不況や常識の変化が大きい頃にはダブルキャリアが起こるということ。今もそうじゃないか？と思う。逆にダブルキャリアじゃないことのメリットとは何？と思えてしまう本。2012/08/03
