内容説明
言葉が多くても、また逆に少なくても、あなたの思いは正確には伝わらないもの。的確なコメントは、信頼関係を築いていくうえでも欠かせない。ＴＶコメンテーターとして活躍する著者が、自らの実体験をもとに、相手に自分の気持ちをきちんと伝えるための実戦的ノウハウを解き明かす。
目次
序章 「コメント力」は暮らしのなかで生きる力になる！（多くのコメントに支えられて、いまがある；ビジネス現場で求められる言葉 ほか）
第１章 「コメント力」とは何か（「心」をどこかへ置き去りにしている子どもたち；信頼関係を築き、対象に向き合う ほか）
第２章 ＴＶコメンテーターから見た「コメント力」の現在（私がＴＶコメンテーターになった理由；ＴＶコメンテーターの仕事 ほか）
第３章 方法論としての「ＴＶコメンテーター」（テレビメディアに対する幻想；思いをきちんと伝えるために ほか）
第４章 コメントは苦手というあなたへ（饒舌さは必要ない。心に響く言葉で語ること；平凡な生活のなかでの発見が非凡である ほか）
著者等紹介
有田芳生［アリタヨシフ］
ジャーナリスト。統一教会報道、オウム真理教報道に関わるとともに、人物ノンフィクションを数多く手がける。現在は日本テレビ系「ザ・ワイド」のコメンテーターとして活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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岩井 靖
2
「言葉をより豊かにしていくために、私たちはできるだけ多くの言葉探検をする必要がある」同感である。 そして自分の言葉で表現できるかがポイントだと思う。講義を行う上でも、どんなに正しいことを述べていても、自分の言葉で説明しないと学生の心には響かない。そこのところは私自身も勉強中であります。2012/07/31
K-YM
1
話をよく聞き、きちんとその話に対応した言葉を返せるようになりたくて読んだ。ところが自分が知りたかった方法論ではなくいわゆる論説文で、センター試験現代文を思い出した。もっと精読しないと知識は得られないかな。2002年刊とやや古いから取っつきにくいのかなぁ。 2017/12/14
たこ焼き
1
取材対象と仲良くすると、完全な客観的視点を失う傾向にあるが、一方で仲良くならなければ見えない視点もある。それに加えて何かを判断を第三者に伝える際には、その第三者に対して誠実であるべし。嘘をつかず、余計なことを語らず。客観的視点を失わず、仲良い人への礼儀を忘れない為に。 コメントをする、発言する、決断するそれらの行動は間違いを含む。世の中の複雑な信頼晩鐘を言葉や決断に全て組み入れることは不可能だから。それを認識した上で、言葉や行動を決断しなければならない。不可能だからといって逃げることは最も生産的ではない。2015/10/31
優先
1
コメントの大事さがよくわかりました。実践したいです。2012/02/18
のん
0
あまり、コメント力を鍛えるという内容にはなってない。 タイトルに惹かれて手に取ったので、残念。2015/06/12
