生活人新書<br> 私の臓器はだれのものですか

生活人新書
私の臓器はだれのものですか

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140880333
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0214

内容説明

脳死患者からの臓器移植は赦されるか。日本で臓器移植法が施行された現在も、この議論の決着はついていない。これまで科学と宗教の対立ばかりが注目されてきたが、いまでは各国各宗派の見解の相違もはっきり見えてきた。キリスト教、仏教など、生と死を見つめる宗教者たちの教義と苦悩の足跡を分析する。

目次

序章 中絶と臓器移植をめぐる日米の差異
第1章 アメリカ・キリスト教界と臓器移植
第2章 移植大国アメリカの変化
第3章 臓器移植と日本の宗教界
第4章 「生命」の始まりと終わり
おわりに―現状と未来へのハードル

著者等紹介

生駒孝彰[イコマコウショウ]
龍谷大学国際文化学部教授。専門は日米現代宗教論。1938年北海道旭川市生まれ。龍谷大学文学部卒業、ブリガム・ヤング大学大学院修了。京都文教大学教授をへて2001年より現職
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感想・レビュー

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B.J.

8
●エホバの証人=19世紀、チャールス・ラッセルによってアメリカで始められた。地球の終末が近いことを強調する。輸血拒否に関する規則は、旧約聖書のレビ記第17章を解説して「生き物の魂はすべて血液の中に入っている。それゆえ、それを食べるのは他の生物の魂を食べることになる。」と説明している。 ●イエスは敢えて十字架にかかった。その理由は、自分自身が人間の罪を贖うためであった。それはマルコによる福音書(10:45)には「・・・多くの人の身代金として自分の命を捧げるために来たのである」と書かれている。 ・・・本文より2020/02/22

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