出版社内容情報
天下を手中に収め、自らの夢を超えてしまった男が、その先に見た光と影……。
本能寺の変の後、明智光秀、柴田勝家をやぶった秀吉は、天正14年関白となり、名実ともに天下統一を果たす。しかし、その瞬間から戦国バブルの崩壊は始まっていた。現代の視点から戦国時代を読み解く堺屋版『太閤記』完結。
内容説明
「本能寺の変」を知った秀吉は備中からの大返しを敢行、明智光秀を破る。続く賤ヶ岳の合戦でも柴田勝家を破った秀吉は、名実ともに信長後継としての地位を確立、天正十三年ついに関白となった。しかし天下統一の直後、戦国バブルの崩壊が始まる。夢を超えてしまった男が、その先に見た光と影…。堺屋版『太閤記』最終巻。