NHKスペシャル 盗まれた最高機密―原爆・スパイ戦の真実

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NHKスペシャル 盗まれた最高機密―原爆・スパイ戦の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140816851
  • NDC分類 559.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1942年、アメリカは巨額の予算を投じて「マンハッタン計画」を始動し、原爆開発へと突き進んだ。原爆開発を巡る国際情報戦と、核が現代世界に投げかけ続ける影の大きさを描くNHKスペシャルの書籍化。

内容説明

広島と長崎への原爆投下から70年―連鎖反応する恐怖が、この悪魔の兵器を生み出した。米・ソ・独・英・日などの間で繰り広げられた、原爆開発を巡る熾烈な情報戦の有様を描く。2015年11月放送のNHKスペシャル書籍化!

目次

第1章 謎の諜報組織アルソス
第2章 天才科学者ハイゼンベルク
第3章 連合国の反撃
第4章 日・米・ソ科学者たちの苦闘
第5章 ハイゼンベルク追跡作戦
第6章 暗殺
第7章 ナチスの原爆開発暴かれた真実
第8章 スパイMの正体
第9章 対日原爆投下作戦

著者等紹介

山崎啓明[ヤマザキケイメイ]
1972年生まれ。早稲田大学政治経済学部、東京大学文学部卒業。1999年NHK入局。仙台放送局、文化・福祉番組部、番組開発部、名古屋放送局などを経て現在は大型企画開発センター勤務。これまでに「ETV特集」「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」などの番組を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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elica

2
実話なんだけどスパイ小説を読んでるように一気に読めた 現実は小説よりドラマティックなのかもしれない 科学の追求と国家権力と善と悪と色んな思いが入り交じり それぞれの国の思惑が原爆にあって今の世界がある 核兵器で均衡を保ってる今の平和だろうけど 核兵器を使った正義の戦争よりまし2016/03/12

crackstar

0
読んでよかったノンフィクションの一冊。 どうして原爆をソ連がアメリカについですぐ持てるようになったか気になっていたけれど、こんな奇跡みたいなことがあるとは・・・。 文体も構成もわかりやすく、ぐいぐい引き込まれる。原爆開発を完成させたアメリカ恐るべし、これほどの才能を集められる国を敵にしていたという自覚はどれだけあったのか。2017/07/14

みにまい

0
面白かった。「マンハッタン計画」については多少知っていたけど、イギリス・ドイツ・ソ連の情報合戦と科学者の置かれた状況が興味深い。なにより、日本にも原爆開発の構想があり、原料確保はともかく、科学者の室に置いてはアメリカを含む上記3国にも遜色無かった事に驚き。同時に被爆国となった事が皮肉でもある。それにしても、グローヴスの一言には腹が立つ。2016/02/08

Tetsuya Suzuki

0
これは原子爆弾開発の裏で行われた、米独ソ日の情報戦の記録である。 ナチスの原爆開発を妨害するため、スパイが暗躍し、特殊部隊が破壊工作を行う、007ばりの事実があった。 ただし映画と違い世界を救うヒーローは出てこない。 米軍はドイツの核開発を遅らせるため、コンゴから輸入されたウラン探索、それを発見。 そのウランは米国に移され、原爆へと姿を変え、広島に投下されたという。 核兵器を米国だけが持つことを危惧した科学者がソ連に情報を渡していたという事実など、歴史の影を垣間見た一冊。2016/02/05

しょうご

0
・第二次世界大戦中、原爆開発のためマンハッタン計画として二〇億ドル(日本の国家予算35年に相当)が使われたのはということををご存じだろうか? ・ロスアモス研究所長として、原爆開発チームを率いてきたオッペンハイマーは、トルーマン大統領との面会で「自分たちの手が血塗られているように感じる」とつぶやき、「人類がロスアラモスと広島の名をの呪う日が来るだろう」と言ったのはをご存じだろうか? ・原爆開発最中、アルソスというアメリカの諜報活動として組織されていたのはご存じだろうか? ・広島と投下直後、アメリカ軍はソビエ2015/12/07

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