NHKニッポンの里山―ふるさとの絶景100

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784140816332
  • NDC分類 291
  • Cコード C0095

内容説明

NHK・BSプレミアム「ニッポンの里山ふるさとの絶景に出会う旅」番組で紹介した100の里山をまとめて1冊に。

目次

田んぼの章―Harvest
水辺の章―Fresh Water
草原・畑の章―Sunny Place
林・森の章―Shade of Trees
海辺の章―Sea Water

著者等紹介

今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年滋賀県生まれ。写真家。大学卒業後、独学で写真技術を学び、1980年よりフリーランスとなって、世界の辺境地で自然と生きものを取材する。それと並行して、人と生きものが共存する里山をテーマに、日本各地で取材を続けている。次世代を担う子どもの環境教育にも注力し、昆虫観察会や講演会などを精力的にこなす。第20回木村伊兵衛賞、第28回土門拳賞受賞。写真展、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

18
カラー、白黒写真多数。黄金色の稲穂と、ヒガンバナの赤色のコントラストが美しい佐賀県小城(おぎ)市の棚田(24頁~)。鳥取県日南町のオオサンショウウオがすむ里の水路(023頁)。この辺りに移住者も増えているという。素朴な自然に親しみたい、子育てを豊かな自然環境の中で、と考える親が増えてきたのかもしれない。今森氏の里山の定義は、里山とは、人と生きものが共存する日本古来の農業環境のこと(65頁)。飯田市上村の天空のソバ畑(116頁~)。遠野市の馬が働く森(127頁)。2014/10/25

みにとまと

8
素敵だなと思う風景や、自然と人の共生が感じられる写真がたくさん詰まった本。やっぱり自然が好きだなぁと再認識。残していけるように自分になにができるか考えていきたい。2020/07/09

ZEPPELIN

6
まさにNHKの番組を見ているかのような本。人工物は最小限に、自然の中で人間と動物・植物たちが共生している美しい環境。地球が人間だけのものではないこと、人間も動物であることを再確認させられる。それは分かっているのに、さっき部屋に入ってきた見たことのない虫に殺虫剤をかけてしまった……虫嫌いを反省……どうも街中だけで過ごしていると心も体も落ち着かないので、もっと携帯の電波が届かない場所に出掛けて、自然を感じる機会を増やしたい2014/06/05

あまなつ

3
おもしろかった。 里山とは、人と生き物のくらしが調和した場所。人が自然からエネルギーを得るところ。当たり前のことなんだけど、そっかぁ里山=自然ではないんだなあと。お互いに力を借り合って共存できる、人為的な場所が里山なんですね。 湧水でお茶碗を洗うと魚が喜んで食べにくるお話はほっこり。2020/09/08

marmelo

3
原田マハ『生きるぼくら』と並行して読んでいたことが、集落での稲作を題材にした同小説の理解を助けた。太古の昔から季節の時計は正確に刻まれて、雪解け。光を浴びて草花が芽吹き、生態系の歯車が動きだす。そうした中で人間は自然の恵みを収穫してきた。人が自然に適度に手を加えることによって生物が寄り付くようになり、そこに人と動植物との有機的な共存関係が生まれる。水源の涵養地としての森林の重要性を再認識。2017/12/29

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