内容説明
「怠けるな」―が、ブッダの最期のことば。「世間は諸行無常のゆえに怠けるな」―ブッダの臨終のことばの真意とは。
目次
二つの『涅槃経』
遺言「諸行無常のゆえに怠けるな」
苦をなくす道は八つだけ―八正道
ブッダは生きている
永遠の仏の誕生
内に秘めた不思議な可能性
極悪人でもブッダになれる
生類はブッダの影
行いは人をつくる
果実は種子の中にあるのか
「女性は成仏しない」は邪説
比喩を使った臨終の説法
安らいで生きる方法
著者等紹介
田上太秀[タガミタイシュウ]
駒澤大学名誉教授。1935年、ペルー・リマ市生まれ。1958年、駒澤大学仏教学部卒業。1962年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程・博士課程修了。駒澤大学仏教学部教授、駒澤大学禅研究所所長など歴任。文学博士。専門分野はインド仏教学、禅思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。