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よみがえれ!夢の国アイスランド―世界を救うアイデアがここから生まれる

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  • サイズ B6判/ページ数 305,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140813966
  • NDC分類 302.389
  • Cコード C0098

内容説明

もっと速く、もっと大きく、もっと強く…世界的な経済危機が訪れてもなお、私たちは「もっと」を求め、止められないでいる。経済優位社会のひずみを目の当たりにしている今だからこそ、人間のほんとうの幸福について考えてみよう。アイスランド発、真に幸福な国になるためのセルフヘルプマニュアル。

目次

1 現実を探して(現実はどこにある;アイデアの起源;誰も彼もが発明家 ほか)
2 テロ警報発令(豊かな国で不安に脅える;違う可能性もあったはず;戦艦アイスランド号 ほか)
3 天国へのテラワット(夢の国への道;ビヨルンソンの描いた夢の国とは;眠りから覚めた怪物 ほか)

著者等紹介

マグナソン,アンドリ・S.[マグナソン,アンドリS.][Magnason,Andri Snaer]
作家、口承文芸研究家、自然保護活動家。1973年レイキャヴィク生まれ。アイスランド大学人文学部アイスランド語学科卒業。大学在学中から詩集や短編小説などを出版し、作家として活躍する。1999年に出版された『青い惑星のはなし』(学習研究社)で、児童書初のアイスランド文学賞を受賞、2002年には長編小説LoveStar(未邦訳)が「ベスト・ノベル2002」に選ばれる。2006年、『よみがえれ!夢の国アイスランド―世界を救うアイデアがここから生まれる』で二度目のアイスランド文学賞を受賞する

森内薫[モリウチカオル]
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキちゃん

5
読んでも読んでも文章があり少々げんなりしたけどなんとか読み終わった。私の生活はどこかの誰の犠牲の上に成り立っているのだろうか。そんなことを改めて考えた。2018/02/27

gassy

3
情報操作が行われていたことや、工場に頼ることで何が失われているか、恐ろしい現実を知った。きっと遠い国の話ではないのだと思う。2010/07/09

宵子

1
戦後、アイスランドの経済について書いたもの。エネルギー産業や重工業の話が多い。でも、メディアの情報操作で考えない/「幸福です」しか言えない語彙の少ない国民ってのは、他の国にもいそうだ。アイスランドは民主主義の歴史が古くから見られた国だった気がするけど。ただし、大企業や国の自然を軽んじている政治家を批判しているとは言え、筆者は今後どの様に暮らすかを提示している。2015/01/20

1
戦後のアイスランドが経済的発展のために「政治家たちが国民にことわりもなく、この自然を"安価なエネルギー"として世界の巨大企業のいくつかに売ってしまった」というのは冒頭のビョークの言葉。そして自然をダムにして誘致されたのが自然破壊を伴う重工業のアルミ工場。著者はひたすら自然を売った政治家と大企業を批判し、自然を破壊する経済の在り方に異を唱える。とはいえ経済成長は必要という前提できっちりとアイスランドの人々がどんな仕事で暮らすべきかという提示で幕を閉じる。戦後のアイスランドの状況が少しはわかったかな。2011/11/27

1
飛ばし読み。レポートに使おうと思ったけど、地熱関係のはほとんどなかった。主に経済や政治。なんかむつかしく書いてて読みにくい。2010/06/29

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