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ZEN 道元の生き方―「正法眼蔵随聞記」から

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140813782
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0015

内容説明

「自己へのとらわれこそ苦悩の本質」と見極め、自己への執着から脱すべく厳しい修行を行う道元。坐禅に打ち込む「只管打坐」、修行と証りは同じ「修証一等」を掲げ、自己を忘れる「身心脱落」の境地から真実の仏法を説く。弟子の懐奘の手控え「正法眼蔵随聞記」をもとに、道元の禅の世界をやさしく解説。

目次

第1章 仏道の手引き
第2章 出世間の道
第3章 我執を離れる
第4章 貧に道あり
第5章 報いを求めず
第6章 坐禅これ第一なり
第7章 霧の中を行けば衣湿る
第8章 光陰を惜しむ
第9章 玉、磨かざれば光らず
第10章 学道の心構え

著者等紹介

角田泰隆[ツノダタイリュウ]
1957年、長野県伊那市生まれ。駒澤大学大学院修了。大本山永平寺安居。曹洞宗宗学研究所所員、後に主任を務め、駒澤短期大学仏教科講師、同助教授、同教授を経て、駒澤大学仏教学部禅学科教授。長野県伊那市常圓寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harhy

6
道元の考え方と生き方がよくわかる。言わんとすることは、時代を超えて響いてくるなあ。2023/04/25

yukioninaite

2
道元さんってどんな人?、どんなことを考えていたの?ということがわかりやすく書かれています。著者の柔和な語り口にお会いしたくなる本でもあります。2017/03/15

てんてけてん

0
禅の考え方を文献を紹介しながら解説。「私が」ということを捨て「求めないこと」そして、「生が刹那」であることから一心不乱に今を大切に精進し続けるの大切さを説いている。仏道の世界という隔絶された特別な話ではなく普通に生きている普通の人も知っていて欲しいことがたくさん書いてあります。ゆっくり咀嚼して身につけたい、実践したい考え方です。2012/06/30

Hiroyuki Nakajima

0
角田泰隆先生は幼少の頃、僕の心の師匠澤木興道老師にだっこされて育ったそうです 澤木老師のお弟子さんの酒井得元老師が師匠で、永平寺で修行を積まれたそうです 曹洞禅を学ぶ上での課題図書「正法眼蔵」が難解で生き詰まっていたので、横道にそれて読んでみました 心に響くポイント多数有りましたが一つは修証観の説明でした 幸せを求めて歩き続けていたが、幸せは見つからなかった やがて歩くことを幸せと感じるようになった  曹洞宗では禅の修行そのものが悟りの姿と言われていますが、幸せと悟り、歩くと修行を置2009/07/19

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