出版社内容情報
金融大崩壊後の激動する世界情勢を読み解く。
アメリカ発の金融危機が引き起こした世界同時不況。迷走するグローバル資本主義はいったいどこへ向かおうとしているのか。藤原帰一氏をはじめとする日本を代表する7人の知性が、アメリカ、ロシア、中国などの現地のレポートをもとに、激動する世界の現状を分析し、今後の日本が進むべき道を探っていく。
内容説明
未曾有の金融危機に直撃される世界と日本。迷走する世界はどこへ向かうのか。日本に生き残る道はあるのか。7人の論客が「変貌する世界の姿」を読み解く。
目次
第1章 どこが壊れるのか・どこまで壊れるのか―金融大崩壊後の世界を考える
第2章 アメリカReport―アメリカ発金融危機の衝撃
論考 ポール・クルーグマンの提言―予見されていた金融崩壊
第3章 ヨーロッパ―EU、遠心力と求心力の中で
第4章 ウクライナReport―国家も国民も、ロシアとEUの間で揺れている
第5章 ロシアReport―金融危機は、ロシアをどう変えるか?
第6章 ロシア―グローバル資本主義の中でのロシア
第7章 中国Report―悲観と楽観、不安と自負が交錯する中国経済
第8章 そして日本へ―日本は100年に一度の危機を克服できるか
著者等紹介
藤原帰一[フジワラキイチ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻は、国際政治学、比較政治学、東南アジア政治。1956年東京都生まれ。84年同大学大学院博士課程単位取得満期退学。東京大学社会科学研究所助教授などを経て、99年4月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ジュール リブレ
yori
ケンチャンア
かんちゃん
ken