サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か

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サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か

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  • サイズ B6判/ページ数 417,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140813249
  • NDC分類 404
  • Cコード C0040

内容説明

今でも当たり前のGPSや携帯電話は、かつて想像の世界にしか存在しなかった。だとしたら、タイムトラベルやテレポーテーションも、実現できる日が来るかもしれない。『スター・トレック』や『透明人間』など、古今のSF作品に登場する「ありえない」テクノロジーは、いつ、どのように実現できるのか…。現代物理学界を代表するミチオ・カク博士も、昔はSF大好き少年だった!だれもが持つ「少年時代の夢」をかなえる最先端の科学理論をカク博士が熱く語った、全米ベストセラーのポピュラー・サイエンス書。

目次

1 不可能レベル1(フォース・フィールド;不可視化;フェイザーとデス・スター ほか)
2 不可能レベル2(光より速く;タイムトラベル;並行宇宙)
3 不可能レベル3(永久機関;予知能力)
「不可能」の未来

著者等紹介

カク,ミチオ[カク,ミチオ][Kaku,Michio]
ニューヨーク市立大学理論物理学教授。超ひも理論の権威であり、現代理論物理学の第一人者。ハーヴァード大学卒。カリフォルニア大学バークリー校で博士号取得。『超空間』『サイエンス21』(共に翔泳社)『アインシュタインを超える』(講談社)『パラレルワールド』(NHK出版)などの著書がベストセラーとなり、『超空間』はニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストで年間ベスト・サイエンス・ブックに選ばれている。全米ラジオ科学番組の司会者を務めるかたわら、テレビの科学番組にもゲスト出演。また、SF作品や映画などにも物理学的な面からアドバイスをしている

斉藤隆央[サイトウタカオ]
翻訳家。1967年生まれ。東京大学工学部工業化学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

38
著者本は『パラレルワールド』に続いて二冊目。物理学をエンタテイメントに変えた男。著書は読んだことがなくともディスカバリーチャンネルのファンなら著者の顔を一度ぐらい見たことがあるのでは?その旺盛過ぎるサービス精神の為、やや軽く見られがちであるが正真正銘の理論物理学者である。現時点での実現可能性はパスして宇宙的時間での科学の進歩を一見ほら吹き男爵かのように、実は物理学の理論を元に語ってくれるが、実に夢があって楽しい。但、今回は副題にもあるように実現可能性の検証がテーマ故、やや舌鋒鈍る。因みに『パラワ』を激推!2013/11/29

おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)

27
おじいやんが昔飼ってたジャンガリアンハムスターの名前も「カク」だったんよ。 知らないうちに立派になって…(涙)2018/04/26

そふぃあ

22
念力やテレポートのような、SFによく登場するギミックがどの程度実現可能かどうかを考察する本。 出版は2008年だが、実現しそうな技術でも最低一世紀はかかるような内容なので、古さは殆ど感じなかった。(出版当時はヒッグス粒子が発見されていなかったり、私が知らない発展も沢山あるはず。)全く理解できない部分もあったけど、ワクワクできたことは間違いない。特に宇宙全体に及ぶ話題は壮大で楽しい。「この宇宙全体が時間の中をジグザグに行き来するたった一つの電子から成るものかもしれない」という話はシンプルすぎて怖くなった。2021/05/13

わたなべよしお

18
 なかなか面白いのだけれど、それぞれの話の途中から急に難解になることがある。宇宙が始まる前は何があったのか。究極の問いだが、人類が知ることができるかについて、ミチオ・カクさんは意外に楽観的。しかし、宇宙が始まる前には時間さえないのだから、そもそも前とか後とか言っても、と言う気もする。でも、結構、楽しめた。デススターも絶対無理というわけでもないようだし。2021/03/30

inami

12
◉読書 ★4 「フューチャー・オブ・マインド」に続く2冊目、10年前の本だがこれがまた面白い。現在は不可能とされるSFレベルのテクノロジーに焦点を当て、どうしたらそれが可能となるのか、科学的見地から真剣に検討。【カテⅠ(物理法則に反しない)】「不可視化」、「テレポーション」、「テレパシー/念力」、「スターシップ」、【カテⅡ(数千〜数百万年先)】「光より速く」、「タイムトラベル」、【カテⅢ(物理法則に反する)】「永久機関」、「予知能力」・・2016年2月重力波が観測されたが、「ひも理論」はどこまでいったやら2018/09/30

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