内容説明
サブプライムローンによる連鎖的破綻はなぜ起きたのか?ウォール街・金融機関の腐敗のメカニズム。
目次
序章 怪事件が続発するアメリカの謎(アメリカでうごめく金融戦争;金融マフィアが世界を混乱に導く ほか)
第1章 アメリカを揺るがす金融スキャンダル(二十一世紀の南海泡沫事件;ウォール街が仕組んだ詐欺行為の数々 ほか)
第2章 会計事務所とウォール街のインサイダー・コネクション(世界の帳簿を見る会計事務所の謎;ビッグ・ファイブの沿革 ほか)
第3章 BCCI事件とイスラム・マネーの争奪(パキスタン独立とイスラム金融の台頭;第三世界の金融機関BCCI設立さる ほか)
第4章 ユノカルとセントガス―アフガンの攻防(アフガンの王国とムジャヒディーン;内乱に次ぐ内乱にタリバン台頭とガス・パイプライン計画の始動 ほか)
著者等紹介
広瀬隆[ヒロセタカシ]
1943年東京生まれ。小説、ノンフィクション、翻訳と幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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shiaruvy
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コメント予定
はせゆぅ
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いくらなんでも煽動的に過ぎる一方的な評価とレッテル貼りが気になる。お前は神か何かかと2010/01/10
T-hiro
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世界石油戦争と同じ作者の、ウォール街・金融機関の腐敗について書いた本。世界石油戦争に比べると、金融業界になじみがないと読むのがキツイ内容な気がする。政府要人、企業・銀行の役員などが、どれだけつながっているか、世界でどのような事を仕掛けて、色々な国の資本を奪い取ったか等と、冷戦前後の石油利権を得るための介入・テロリスト養成等がかかれている。2018/10/16