プロフェッショナル仕事の流儀―人事を尽くして、鬼になる

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140812662
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0395

内容説明

「今」は「過去」より、もっと熱い。仕事の流儀には、その人の生き方が現れる。時代の最前線にいる「プロフェッショナル」はどのように発想し、斬新な仕事を切り開いているのか。これまでどんな試行錯誤を経て、成功をつかんだのか。そして、混とんとした今の時代をどのように見つめ、次に進んでいこうとしているのか―。プロフェッショナルな人々の姿を通して、仕事の奥深さ、働くことのだいご味を伝えます。

目次

「棟梁の器は、人生の深さ」宮大工・菊池恭二(その匠、一〇〇〇年先を見通す;ターニングポイント―奈落の底からの再起;菊池恭二にとって「プロフェッショナルとは」)
「熟成の向こうに、極上がある」ソムリエ・佐藤陽一(店の中にすべてがある;ターニングポイント―「本当のサービス」を求めて;佐藤陽一にとってッショナルとは」)
「三六五日二四時間、医者であれ」外科医・幕内雅敏(がんと闘いつづける男;ターニングポイント―手術の怖さを思い知らされた体;幕内雅敏にとって「プロフェッショナルとは)
「人事を尽くして、鬼になる」鬼師・美濃邉惠一(“鬼”の歴史をつなぐ;ターニングポイント―若き日、痛恨の失敗から学んだこと;美濃邉惠一にとって「プロフェッショナルとは」)
「名門の味は、気持ちでつくる」ホテル総料理長・田中健一郎(伝統は攻めてこそ守られる;ターニングポイント―壁を乗り越えるきっかけをくれた娘の言葉;田中健一郎にとって「プロフェッショナルとは」)

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
「クオリア(感覚質)」を手がかりに、脳と心の謎に挑む新進気鋭の脳科学者。1962(昭和37)年、東京都生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学理学系大学院物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現在、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授のほか、東京芸術大学、東京大学などの非常勤講師も務める。『脳と仮想』(新潮社―2005年第4回小林秀雄賞)ほか、初の小説に挑んだ『プロセス・アイ』(徳間書店)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みどり

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本に出てくる表現を使わせていただきます。 指先は脳の出先機関と表現される位、深い関係性がある。見たままを表現する視覚の他に、指先で得た情報を、駆使してものを創る「指力」を駆使するプロフェッショナル達のお話。2015/04/20

m-kuma

0
5人のプロフェッショナルのことばがぎっしりつまっています。宮大工・菊池さんの「仕事の技術なんてい(中略)おのずと身につくものだと思うんです。だからその前に、精神的な強さとか、真面目さ、努力する姿勢などを養っておくことが、一番肝心なのではないでしょうか」ということば、高校生にも社会人にも大切なことですね。2013/05/06

あふつぼ

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五感をフルに使って仕事と向き合っているプロたちの語り。「『あいつは気張って仕事をやっている』と100人中100人に言われて初めて、本当に気張って仕事をしたということになるのではないでしょうか。」という美濃邉さんのお話が印象的だった。自分の仕事に関して妥協を許さない人間になっていきたい。2012/11/21

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「苦しくて、前に進めない」状態の大切さを理解し、こういう時にこそ焦らないようにしようと思えた2011/05/23

chie

0
☆☆☆☆2010/07/19

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