出版社内容情報
NYタイムズ19週連続(2006年10月15日~2007年2月18日)ベストセラー!全米で400万部超!
仕事にも家族にも見放され、生きる意味を見失った元大リーガーの中年男。自殺を図った彼の前に現れたのは、決して会うはずのない人だった。『モリー先生との火曜日』の著者による、感動の人生小説。
内容説明
チャーリーが11歳のとき、父が突然姿を消した。父との思い出は野球。父の影を慕い、少年は練習に打ち込んだ。そして念願のメジャーリーガーになった。しかし選手生命は短く、セールスマンとしての第二の人生は屈辱だった。投資話にあり金をつぎ込み、妻と娘に愛想をつかされたチャーリーは酒におぼれた。そんなある日、娘から届いた結婚式のスナップ写真。彼は娘の人生から締め出されていた。もう彼に生きている意味など残っていなかった。チャーリーは自殺を決意する。命を絶つ場所に選んだのは、故郷の家。8年前に母が死んでからは空き家になっていた。しかし、そこで彼が出会ったのは…。
著者等紹介
アルボム,ミッチ[アルボム,ミッチ][Albom,Mitch]
作家、スポーツ・ジャーナリスト。そのほか、映画脚本、舞台脚本なども手がける。チャリティ活動に精力的に関わっている。妻ジャニーンとミシガン州在住
小田島則子[オダシマノリコ]
大学非常勤講師
小田島恒志[オダシマコウシ]
早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さと
20
モリー先生との火曜日に続いて。死を決意した男が最後に選んだ場所にいたのは・・・。モリー先生との・・・を凌ぐ感慨には至らなかった。2014/10/05
ラブテル
4
若い頃に母を亡くしている私には切ない内容でした。身内(母)がいない人生はひとりで戦場へ行くようなものだというような事が書いてありますが、本当にそう思います。最近母親と疎遠になっているような方に是非読んでもらいたい本です。私が死ぬ時には夫よりも誰よりもやはり母に迎えに来てほしいな^^;2015/11/18
KON_Books
3
年老いた母親と中年の息子が大切な1日を過ごすお話 可愛らしい母と罪の意識に苛まれる息子 息子がどんな仕打ちをしても愛する母 心に刻まれたやり直したい1日 今は永遠には続かない 感謝の気持ちを素直に 無意識に判断した事のうちほとんどは 親からの刷り込みだと書いてある本があった どんなに大人になっても子供は親に依存して しまうものだよなと思った2018/10/22
半田ぱん吉
3
ファンタジー小説かと思っていましたら、これは、れっきとした実話なのだと著者は言います。亡くした母親との再会から始まるこのお話は、親子の絆を再認識させてくれました。親のありがたみを ひしひしと。実家に帰って、お手伝いしたくなる1冊です。家族は大切にしなくては。
syachi
2
臨死体験中に母ならこうしてくれるというイメージで自分の後悔ベースでいいように妄想したというというかなんというか。なんかありたきりというか響かないというか。2014/05/29