続 いったい、この国はどうなってしまったのか!―メディア時評二〇〇三年四月~二〇〇六年一一月

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  • サイズ B6判/ページ数 493p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140811559
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

内容説明

この国は今、戦争への危険な道筋を辿りつつある―。メディアよ、権力への批判精神を取り戻せ。

目次

第1部 鼎談・孤立し、階層化された我らに、共有できる言葉はあるか?(とうとうバラバラになって、ひどい差がついてしまった;検察が僕らのご主人様になっちゃった;ヤマトゥなんて、いらなくなってしまった;そして、マスメディアもいらなくなってしまった?!)
第2部 戦後最悪の小泉政権のもと、愚かで、残忍で、排外的になった時代の記録。―メディア時評2003・4~2006・11(偉大なアメリカに栄光あれ;未来の大人たちは、二〇〇三年の私たちを許しはしないだろう;鬼哭啾啾;SARSよりすさまじきもの、それは… ほか)

著者等紹介

魚住昭[ウオズミアキラ]
ジャーナリスト。1951年、熊本県生まれ。一橋大学法学部卒業後、共同通信社入社。司法記者として、主に東京地検特捜部、リクルート事件の取材にあたる。在職中に、『沈黙のファイル』(共著、新潮文庫)を著す。96年退職後、フリージャーナリスト。著書に、『野中広務 差別と権力』(講談社、講談社ノンフィクション賞受賞)

斎藤貴男[サイトウタカオ]
ジャーナリスト。1958年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒、英バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。「日本工業新聞」記者、「プレジデント」編集部、「週刊文春」記者を経て、フリージャーナリスト

目取真俊[メドルマシュン]
小説家。1960年、沖縄県今帰仁村生まれ。琉球大学法文学部国文科卒業。警備員、塾講師などを経て高校教師となる。現在は退職し、文筆業に専念。小説に『水滴』(文藝春秋、九州芸術祭文学賞・芥川賞受賞)、『魂込め(まぶいぐみ)』(朝日新聞社、木山捷平文学賞・川端康成賞受賞)など。映画「風音」(2004年、リトル・モア)で脚本担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。