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裏切りの同盟―アメリカとサウジアラビアの危険な友好関係

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140808511
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0098

内容説明

第二次大戦以来、理想的な同盟関係を築いてきたアメリカとサウジアラビア。だが、オイルマネーに毒された王家の堕落ぶりにサウジ国民の不満はくすぶり、イスラム過激派が急増している。もし、世界最大のサウジの油田がテロ攻撃を受けたら、世界経済は一巻の終わりだ。そのテロ組織を裏で支援しているのは、ほかならぬサウド王家であり、米政府はそれを黙認している。いったいなぜなのか?元CIA工作官の著者が、驚愕の新事実を明らかにする。

目次

プロローグ 破局のシナリオ
第1部 見ざる、聞かざる、言わざる(どこへなりともお届けします;瀕死の王国 ほか)
第2部 背信の契り(甘い誘い;蜜月 ほか)
第3部 転落の道(破局へまっしぐら;とことんまで ほか)
エピローグ 残された選択肢

著者等紹介

ベア,ロバート[ベア,ロバート][Baer,Robert]
1953年、ロサンジェルス生まれ。ジョージタウン大学卒業。76年から97年までCIAに所属し、おもに対テロ部門の工作担当官として、インドやレバノン、タジキスタン、イラクなどで活躍。98年にはキャリアインテリジェンスメダルを受章。工作官としての現場経験を生かし、CIAの情報収集能力低下や米政府の事なかれ主義を生々しく描いた前作See No Evil(邦訳『CIAは何をしていた?』新潮社)はアメリカでベストセラーとなり、世界各国で翻訳が出ている。現在は米仏両国で二重生活を送る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

35
裏切りの同盟~アメリカとサウジアラビアの危険な友好関係。ロバート・ベア先生の著書。アメリカとサウジアラビアの関係は表と裏がある。国と国の関係も、人と人の関係も、複雑な時代なのかも。裏切り、裏切られ、気が休まらない時代です。2018/10/24

ランラン

7
翻訳がうまくないのか読みにくかったが立花氏が取り上げていた本だったので読んでみた。サウジアラビアのオイルマネーが米国の政権に深くか浸透していることは想像できたが、ものすごい金額が介在してサウジ国王も米国中枢の人間の両方がWINWINの関係にあった。そして結果的にサウジがテロを支援する形で9.11が起こってしまった。2023/04/13

みのり

0
CIAの検閲が入ってるだけあっていくつかの文章が虫食いになってるとはいえ、サウジアラビア王族の腐敗ぶりに驚かされるとともにアメリカの武器とサウジアラビアの石油が取引され、サウジアラビアはそれで儲けたお金を自分の身を守るためにテロ組織に流し、テロ組織がアメリカにテロを仕掛けるとういう構造はなんだか皮肉だと思う。また、すべてが間違ってるとは云はないけども、喉をかっ切って殺したり、囚人を皆殺しにしたり、むち打ちをしたり、同じ世界に生きてる気がしないなとも思う。2014/04/17

yakiimo_kun

0
この本を読むとアメリカのアルカイダ掃討作戦が茶番に見えます。

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