内容説明
激動する欧米とイスラム社会の深層を暴く、衝撃のノンフィクション。
目次
序章 世界貿易センタービルで燃えあがった原油
第1章 パレスチナ
第2章 砂漠の豹イブン・サウドの戦い
第3章 ジェームズ・ワットと赤線協定
第4章 スエズ動乱と湾岸六ヶ国をめぐる油田争い
終章 中東の湾岸イスラム諸国に何があったか
著者等紹介
広瀬隆[ヒロセタカシ]
東京生まれ
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感想・レビュー
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coolflat
2
この本は、石油にまつわる中東に欧米が関わった歴史的事実を丹念に追っている。歴史の事実から浮かび上がる人物をピックアップし、それを繋ぎ合わせると支配者の大系図ができあがる。巻末の支配者の大系図は圧巻だ。悪の枢軸国とは一体どっちの側なのか?尚、僕の頭では1回読むだけでは、情報量が多すぎて理解できなかった。筆者の広瀬隆氏は陰謀論者ととられがちだが、知的誠実さが無ければ、この本にある様な膨大な情報をまとめる事はできないだろう。理解を深めるためには何回も読まなければならない本だ。2012/06/13
ウィック&ぺディ
0
★★★★半2018/01/31