内容説明
２０世紀最大の発見、ＤＮＡの構造解明から半世紀―国際プロジェクト「ヒトゲノム計画」は、あと数年で遺伝子に刻まれた１０万種類、６０億文字の「人体の設計図」の主要部分を解読しようとしている。その急速な進展は、生命誕生の神秘、ガンや老化の仕組み、死のプログラムまでも、次々と明らかにしつつある。いま私たちは人類史上初めて、生命の全容を目の当たりにしようとしているのだ。
目次
プロローグ 人類は、いま“神の領域”に到達しようとしている
第１章 不思議な遺伝子をもつ世界でたった３８人の人たち
第２章 遺伝子がタンパク質をつくる驚異のシステム
第３章 遺伝子に隠されたもう一つの暗号“鍵”と“鍵穴”
第４章 生命における“形づくりの司令塔”ホメオティック遺伝子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoto
3
NHKスペシャルの書籍版。といっても、かなり豪華版。グラフィックが多く、読みやすい。動脈硬化にかりにくい、ポルタトーリという遺伝子を持つ人たちの話が多かった。2020/12/23
GASHOW
3
NHKスペシャルの書籍版。DNAの解説は文字だけだとイメージがつきにくいですが、3次元のイラストなので、非常にイメージしやすい。ただ、イメージしやすいのとわかりやすいのは別で、単にすごいと感じました。2015/02/28
