ヒロシマ・残留放射能の42年―原爆救援隊の軌跡

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ヒロシマ・残留放射能の42年―原爆救援隊の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784140086056
  • NDC分類 369.37
  • Cコード C1036

内容説明

広島に原爆が投下された後、調査に派遣された科学者は、すでに道路から瓦礫が取除かれ、死体が片付けられた市街に入ることとなった。その前に召集され、救援作業に携わった男たちが居たのである。彼らは放射能の渦巻く地で、死体を集め、積み上げ、焼却した。そうした作業の途中から、吐き気、下痢、脱毛などの症状に冒される者が続出したという。彼らの体にはなにが起こったのか。原医研、放影研、放医研などの協力により、データ化し、これまで捉え切れなかった残留放射能被曝の実態を解明する。NHK特集 救援―ヒロシマ・残留放射能の42年の出版化。

目次

1 42年後の原爆
2 閃光の中のブラックホール
3 埋もれた原爆救援部隊
4 残留放射能を追え
5 賀北部隊の発掘
6 夏の日の幻影
7 被曝線量の割り出し
8 死者達の群像
9 科学の挑戦
10 42年目の再会
11 被曝判定会議
12 終章~救援記念碑の祈り