ごはんぐるり

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140056363
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

カイロ&大阪育ち、幸せな食オンチがつづる「グルメ」じゃない「ごはん」のこと。書き下ろし食小説「奴」も掲載。

目次

肉じゃがバター
カイロの卵かけごはん
アメちゃんのDNA
珈琲儀式
活字のごはん
舐める春
旅の悪食
日常の悪食
甘い恋
脱ビール、でもビール〔ほか〕

著者等紹介

西加奈子[ニシカナコ]
1977年、イラン生まれ。エジプト、大阪育ち。2004年『あおい』でデビュー、『さくら』がベストセラーに。『通天閣』で織田作之助賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダリヤ

237
とてもおもしろかった。関西弁がちらりちらりとかおをだして、なんだか西さんがめのまえでおはなししてくれているかのようで、ちっともあきなかった。なんとなく共感できるものもおおくって、おさけでものみながらよめてしまいそう。活字のごはん、おいしいよね、活字でおなかいっぱいにしたくなった。さいごのゼイナブさんの紅茶の飲み方がすごくこころにのこった。あったこともないけれど、とんでもなくあまいこうちゃをのむすがたが、めにうかぶ。2014/07/27

hiro

230
イラン生まれ、エジプト育ちの‘大阪人’作家西加奈子さんのごはんぐるり(周辺)のエッセイ33編と書き下ろしの短編小説1編収録。大阪弁が随所にでてくるこのエッセイは、‘大阪人’の私には非常に心地よかった。西さんが帰国子女のためか、この食のエッセイも、西さんが海外で食べた料理や、仏料理や中華料理のようなメジャーでない国の料理も紹介されていて、非常に興味深かった。お酒についてのエッセイもあるが、読んでいて一番飲みたくなったのは、珈琲牛乳でしたw P49「大好きな夫の隣で・・・」西さん、たいへんごちそうさまでした。2014/03/05

AKIKO-WILL

227
読んでいたら気付いた昔にこの本読んでいた事に…エジプトでの食生活…お母様のたゆまない努力で白米を食べる西さん家族!どこの国行ってもやはり日本食がソウルフードですよねー檀流クッキング読んでみたくなりました。あといしいしんじさんのごはん日記も!活字ごはんは、わかります!2016/05/28

紫 綺

155
普段食べているごはんが、とてつもなく美味しそうに思えてくる西加奈子さんのエッセイ。一篇一篇を締めくくる西さんの一言が、胸にも胃袋にも染みてとても良かった。2013/08/06

つーこ

95
食べ物への愛に溢れています。西さん風の言い回しとか表現も、とても面白い。さらに、日本食だけじゃなくて、名前も知らないような外国の料理を想像して楽しむなんて、さすがワールドワイドな西さん。こういう人生の楽しみを見つけるのが上手な人、見習いたいものです。2018/03/24

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