内容説明
偉大なドリームハンター、ツィーガが、突然、行方不明になった。たったひとりで父親の足跡を追う娘ラウラ。彼女が手にしたのは、父が残した“一族に伝わるもの”だった。プレイスと夢の謎に近づくにつれて見えてくる一族の運命。その運命が変わるとき…。
著者等紹介
ノックス,エリザベス[ノックス,エリザベス][Knox,Elizabeth]
1959年生まれ。作家。これまでに、Vintner’s Luckなど8作の本格小説を上梓し、数多くの文芸賞を受賞している。ニュージーランドを代表する話題の作家
鈴木彩織[スズキサオリ]
翻訳家。明治大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
16
ラウラが一気に大人になりました。2022/05/11
ベガ@あやめ
6
読み応えはあったかな?なんか独特の雰囲気がある2016/03/22
詩歌
3
夢にも鮮度があるので輸出不可能だなんて、観光事業にもいける!と考えたのも束の間。長く継続できる産業は、やはり地元文化に根ざしたものが良いのね。2014/03/13
nightbird
3
下巻に入ってもあいかわらず何だかよくわからない理由で突然泣き出したり突飛な行動に出たりする登場人物たちの急な心の動きにさっぱりついていけず、全編通してほぼ誰にも感情移入ができない作品(しいて言えばローズがいちばん理解できるし好き)にもかかわらず不思議な面白さと個性的な魅力に引っ張られて結局最後まで読まされてしまった。クライマックスで夢の謎が一気に解けるところは快感!そしてラストはちょっと意外な着地だったな。彼こっちで生きていくのか。●●●の最後のシーンがせつない。YAなんだけどあまりYAらしさはない作品。2014/03/12
kimumaki
3
面白かったが、それぞれのキャラクターの視点になる時すっと入りこめなくて困った。これは話が悪いというより訳文のせいのような。最後ちょっと予定調和だったけど、他のも読んでみたいと思わせるには十分な作品だった。2010/02/25