出版社内容情報
キッチュで痛快、ときに穏やか。そんな「ある日」の風景をモノクロームの写真と滋味溢れる文章で彩る。猫と裏町と酒をこよなく愛する女性写真家がさらりと綴る。可愛くて、愉快なフォト・エッセイ。
内容説明
ある日、旅に出た。ある日、夜の町を歩いた。ある日、お花見をした。そして、写真を撮った―。著者が綴る、普段着のフォト・エッセイ集。
目次
飲み屋街、真昼。
アルバイト願望。
怖じけづいてはいけない。
遊園地に酔う。
不慣れ。
バカ笑いのあとはボーッ。
なくてはならぬもの。
霧のなかに現れては消える、海。
濁った海と鮫・エイのこと。
力が漲る瞬間。〔ほか〕