内容説明
廃墟と化したアジア最大の兵器工場・大阪造兵廠跡の闇の中で残骸を掘り出す鉄泥棒アパッチ族と警官隊の果てしない攻防がつづく。そしてアパッチ族は北朝鮮へ、大村収容所へ…。戦後五十年を総括する書き下ろし長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nori
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I felt redundancy in part of Apache war, while more detail in post Apache should be fine. If author would have highlighted whole history of Koreano-Japanese, it could have been more fun. At least I think One Korean Festival seemed too sudden in the story.
まる
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闇の中からアパッチ族の荒々しい息遣いが聞こえてきそうな文体でした。不条理、凌辱、法律、金、差別、運命と闘い生きる事に全てを賭ける人達に熱くなりました善悪だけではない混沌とした世界感今"の日本人では感じる事が難しいですが、少しだけかじらせて頂きました。2015/03/19
つちのこ
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図書館本。2004.12.9読了2004/12/09