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NHKブックス
木の文化をさぐる

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140019795
  • NDC分類 657
  • Cコード C1340

内容説明

日本人は、木とどう関わってきたのか。建築から彫刻、工芸品までの、木の文化に込められた古来の叡智を見直し、人間中心の偏狭な考えを超えて自然と共に生きる方途を探る。何百年経っても生き続ける、木という生物材料の不思議な魅力と特性を縦横に語り、木材を住まいに効果的に活かすコツなど、森林資源が枯渇しつつある中での木との上手なつきあい方を紹介する。

目次

第1章 木の文化のルーツ
第2章 木が黙って教えるもの
第3章 生物材料の魅力
第4章 日本の住まいと木の文化
第5章 木の住まいを考える
第6章 機械文明から生物文明へ
第7章 木の文化の背景にあるもの

著者等紹介

小原二郎[コハラジロウ]
1916年、長野県生まれ。京都大学卒業。千葉大学工学部建築学科教授、工学部長を経て、千葉大学名誉教授。現在、千葉工業大学理事・教授。専攻は、人間工学、住宅産業、木材工学。日本建築学会賞受賞、藍綬褒章・勲二等瑞宝章受章。農学博士。日本インテリア学会名誉学会長。中国江南大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

高橋 橘苑

1
日本人の木の文化に対する考察で、雑誌に掲載されたものを纏めたものであある。この本を読んで日本人が西洋と違う、独特の針葉樹文化を育て生活の場に使用してきた事が理解できる。古来から自然との共生文化を持つ日本人の感性を様々な視点で捉えているが、木が金属やコンクリートその他のテクスチェアと違い甚だ人間くさい性質を持っていて、その特徴の理解を深めながら愛してきたのが日本の木の文化であると著者は教えてくれる。物理・化学分野の研究とその時代から、生物学分野にもっと目を向ける時代に木はまだまだ多くのことを教えてくれる。2013/09/01

インテリ金ちゃん

0
木と家具と関係。大航海時代の新しい木の発見が新しい家具を生んだのは面白い。2014/06/22

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