NHKブックス<br> 子どもの絵は何を語るか―発達科学の視点から

NHKブックス
子どもの絵は何を語るか―発達科学の視点から

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140018637
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C1337

内容説明

子どもは感動したこと、発見したことを、実に魅力的に、独特の論理・絵の表現で物語ってくれる。頭から手足がでた「頭足人」などの作品例を年齢順に見ていき、脳の発達とともに、より複雑な表現を獲得していく道筋を跡付ける。第一線で美術教育・発達科学研究に携わったフィールドワークを踏まえ、子どもは何を描いているか、人間はなぜ描くのか、考える。また、「展開描法」「多視点画」など、古代人の絵とも共通性がある子どもの絵の特徴から、銅鐸や壁画に描かれた物語を読み解くユニークな試みも紹介する。

目次

人類はなぜ絵をかくのか
子どもの絵が語るもの
子どもの絵の発達の道筋(誕生から8歳ごろまで;8歳から18歳ごろまで)
立体や空間をどう認識し表現するか―三歳児から小学六年の絵の表現の変容
二人の子どもの成長記録から
子どもの絵から古代人の絵を見る―部族の絵や現代美術の絵との共通性
子どもの絵の見方・考え方―どうアドバイスすればよいか