NHKブックス<br> 人生のくくり方―折目・節目の社会学

NHKブックス
人生のくくり方―折目・節目の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140017371
  • NDC分類 385
  • Cコード C1336

内容説明

一生の折目・節目を迎えるたびに、人は知恵と人間らしさを育んできた。区切りを彩る儀礼を通じて、ある社会のなかの一員となり、人として生かされてきた。出産の祈り、誕生の祝いにはじまり、社会的思春期を経て、齢とともに人生を表現しながら、儀礼を重ねる。そして「個」をかがやかせながら晩年を越え、やがて人生をまとめながら死にゆく。こんにちの日本人は、人生儀礼の体験に何を学び、如何に「生きること」と出会うのか。生をうけて、死に至るまでの様々な「通過儀礼」を通して、人間の暮らし、人生のドラマを捉え直し、現代人のアイデンティティーと生き方に迫る。

目次

1 いのちのはじまる時
2 人生への旅立ち
3 人生を表現する
4 「個」のかがやくとき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

newpapa

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 今まで読んできた加藤さんの本は、どちらかというと 情報 がキーワードになっていた。それに対して、この本は 社会学 民俗学 がキーワードとなる。 日本人の集団への帰属の仕方、例えば 結 などが、語られていて、個人的には非常に楽しめた。基本が、梅棹先生が好きなので、やはり加藤さんの本は奥深いと感じられた。2020/01/11

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