出版社内容情報
本としての面白さ,企画の斬新さ,学術的探究の深さ――優れた展覧会カタログを比較文化の視座から批評する例のない試み.漫画,映画,和菓子展といった注目の話題や,デザイン性の高い本なども広く紹介し,魅力溢れるカタログの世界に誘う.
内容説明
本としての面白さ、企画の斬新さ、学術的探究の深さ―優れたカタログを比較文化の視座から批評する例のない試み。漫画、映画、和菓子展といった注目の話題、デザイン性の高い本なども広く紹介する。情報収集のガイドも充実。
目次
展覧会カタログとは何か
越境する学問・越境する展覧会
展覧会&カタログ評(異文化への視線・異文化との交流;日本近代芸術と西欧;アジア再考;イメージとテクスト)
カタログ万華鏡
情報収集の達人
著者等紹介
今橋映子[イマハシエイコ]
1961年生れ。東京大学大学院総合文化研究科助教授。比較文学・比較文化
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skr-shower
1
展覧会に行くと購入を悩むカタログ。本として流通してないなんて知らなかった。買っておけば良かった、と思う物多数・・・
mushagumi
0
新しい面から、カタログの読み方を教わる。本ではない「カタログ」、もっと注目していきたい。
Meroe
0
授業用。展覧会と展覧会カタログ。2009/08/11
くも
0
今日の展覧会カタログをめぐる状況とは異なる記述も多いけれど、展覧会カタログが充分に書評されていないという状況は変わらない。自分もカタログ評に挑戦してみたいなぁ。2022/05/07
こうぴー
0
展覧会カタログを読むとはどういうことかを教えてくれる一冊。本と呼べるのか絶妙な位置にある展覧会カタログをより面白く楽しく読むためのそういう示唆を与えてくれる本。2018/08/31