Liberal arts<br> まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画

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まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130830300
  • NDC分類 700
  • Cコード C1070

出版社内容情報

西洋絵画をもっと深く理解したい・楽しみたい人のための画期的な入門書.神話画,宗教画,寓意画など,18世紀までの絵画をテーマ別に取り上げ,実践的に読み解く.異なる文化から生まれた西洋絵画をみる心構えとコツを伝授する.美術館に行くのが楽しくなる待望の1冊(『まなざしのレッスン2 西洋近現代絵画』は来春刊行予定).読売経済新聞書評でますます注目.

内容説明

絵画をみる、読む、楽しむ。18世紀までの絵画をジャンル別―神話画、宗教画、肖像画等―に取り上げ、実践的に解読。異なる文化から生まれた西洋絵画をみるコツを伝授する。モノクロ図版175点、カラー口絵12点収録。

目次

イメージの時代―「私たち」が「西洋絵画」を見ること
神話画(神々の姿を見分ける;物語を読む)
宗教画(旧約聖書の主題―神と人間のドラマ;新約聖書の主題―キリストの生涯と受難;礼拝像、その他の主題)
寓意画―意味を解読すること
古代史と幻想―正統なるものと逸脱するもの
肖像画―写実性と理想化のはざまで
風景画―背景から独立したジャンル
風俗画―その他大勢のジャンル
静物画―物にたゆとう生と死

著者等紹介

三浦篤[ミウラアツシ]
1957年島根県生まれ。1981年東京大学教養学部卒業。1981‐90年東京大学大学院、パリ第4大学美術考古学研究所にて、西洋美術史を学ぶ。1997年パリ第4大学文学博士号取得。現在東京大学大学院総合文化研究科助教授(超域文化科学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

12
「見るという行為は学ぶものであり、まなざしは『すでに』教育されている」「『無垢なまなざし』が存在しえない以上、中途半端であるよりは、もっとしっかりした装備を行った方が実り多い」。絵画であれなんであれ表現に触れる際に重要なことはこの文章に尽きると思いました。通史ではなくて、ジャンルやモチーフを切り口にして絵画について語っているのでわかりやすいです。何よりも著者の、作品について語る文章がとても巧みで素晴らしい(実際に取り上げられている作品が見たくなります)。初めて西洋絵画について学ぶ人に最適な一冊です。 2017/07/04

ラウリスタ~

11
2の方を先に読んだ。この本のいいところは12回(ほぼ大学の一学期分)のそれぞれの末尾に参考図書が紹介されていること、深掘りしたいテーマを見つけたら、そこから読んでいけばいい(ただし美術史系は絶版も多いんだね)。神話、宗教画、つまりは広く歴史画について見た後で、付随的ジャンル(肖像画、風景画、風俗画、静物画)に触れていく、という18世紀までの美術史の流れが大雑把にわかる。付随的ジャンルは、歴史画から分離してできていく(歴史画に見せかけて、注文主の肖像画だったり、風景に気を取られていたり)。2023/01/13

gecko

10
絵画を見る面白さと、イメージを読み解くための「知」の技法を伝える名著。14、15世紀から19世紀初め頃までの西洋絵画を「主題」別にとり上げ、その見方、考え方の基本を解説する。伝統的に「高貴なジャンル」とされてきた神話画、宗教画、寓意画に始まり、「付随的なジャンル」であった肖像画、風景画、静物画へと続く。作者の異なる6点の《受胎告知》を比較する導入から面白く、西洋文明の根幹にギリシア・ローマ神話と旧約、新約の聖書があることがよくわかった。東京大学教養学部での大学1年生向けの「美術論」の講義をもとにしたもの。2021/02/16

isao_key

9
14世紀頃から19世紀初めの西洋絵画についての見方、学び方を初歩から教えてくれる。東大の総合科目である美術論の講義を元に書き下ろした教科書。初めて西洋絵画を目にする大学1年生に絵を見る面白さを伝えたいと思って書かれただけあって、説明が実に細かく行き届いている。今まで漫然と眺めていた絵の各部分や人物、構図、テーマ、配置などについて知ることで見方を変えてくれる親切なガイドブックである。西洋文化の礎となったのは古典古代の文化とキリスト教である。その中で絵画は特にギリシア神話と聖書が大きなモチーフとなっている。2014/03/09

yuuuming

7
面白かった!静物画や風景画って意外に新しいジャンルだったのか…と目から鱗。確かに15世紀14世紀あたり、ルネッサンスの頃ってそういう絵ってないわ。もともと宗教画がつぎはぎの知識しかないのでもっと楽しみたいと思って買ったんだけど、読んで見たらトータルで楽しむためにはやっぱり新旧聖書に外伝も必要だし、一回読んだだけじゃなんのこっちゃになりそうで、道のりがかなり遠いというのがわかりました苦笑 神話画も奥が深い!そしてこっちもつぎはぎ知識だ!2017/12/16

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