詐病と精神鑑定

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  • サイズ A5判/ページ数 616p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130664080
  • NDC分類 498.99
  • Cコード C3047

出版社内容情報

偽装された精神病、「詐病」をめぐる概念と鑑別について、日本における研究の空白を埋める初めての概説書。

古来より,刑罰などを逃れるために精神病を偽装する行為は跡を絶たない.しかしその鑑定は常に精神病とはなにかという問いを精神医学に迫るものでもあった.欧米では詐病学とも称され活発な研究とそれに基づく鑑定が行われているが,本書は日本ではじめてこれを概説し,鑑定の実際を示すものである.

第1編 詐病学の歴史と司法精神医学
I 詐病学の歴史
II 詐病と疾患概念
III 臨床家の詐病に対する態度
IV 詐病の定義
V 詐病の発生頻度
VI 専門家の証言(鑑定)は信用できるか
VII 詐病の評価(鑑定)の仕方
VIII 民事裁判の原告の鑑定
IX 医師の両極性構造―詐病の精神鑑定のための倫理
第2編 詐病の事例または詐病が強く疑われる事例
第1章 「拘禁精神病」の詐病―あるいは反応性空想虚言症という詐病
第2章 「特異な妄想形成」(中田・小木)とみなされた詐病
第3章 犯罪被害者においてPTSDの詐病が除外できない例
第4章 認知的欠陥の詐病

【著者紹介】
西山 詮:錦糸町クボタクリニック院長

目次

第1編 詐病学の歴史と司法精神医学(詐病学の歴史;詐病と疾病概念;臨床家の詐病に対する態度;詐病の定義;詐病の発生頻度;専門家の証言(鑑定)は信用できるか
詐病の評価(鑑定)の仕方
民事裁判の原告の鑑定
医師の両極性構造―詐病の精神鑑定のための倫理)
第2編 詐病の事例または詐病が強く疑われる事例(「拘禁精神病」の詐病―あるいは反応性空想虚言症という詐病;「特異な妄想形成」(中田・小木)とみなされた詐病
犯罪被害者においてPTSDの詐病が除外できない例―詐病に対して無防備な鑑定例
認知的欠陥の詐病―Resnick.P.J.の意見書(要約))

著者等紹介

西山詮[ニシヤマアキラ]
1937年生まれ。1967年東京大学大学院医学系研究科修了。東京都立松澤病院医員、東京都立墨東病院医長・部長、東京大学医学部助教授(精神病理学)、東京都精神医学総合研究所研究員、などを経て、現在、錦糸町クボタクリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。