出版社内容情報
気象は日常生活に深く関係した自然現象であるが,その仕組みとなるとわかりにくく,そこに気象教育の難しさがある.本書は従来の気象教育の枠組にとらわれずに,テレビなどを通して得られる気象情報を最大限利用して,楽しくかつ体系的に気象を学ぶ方法を提案する.
目次
1 気象をいかにして教えるか
2 天気情報によるウェザーウォッチング
3 気象現象のスケールと観測
4 雲のでき方と雨の降り方
5 気圧と大気の流れ
6 気温の差によって生じる大気循環
7 気象情報をいかに活用するか
8 大気環境と人間