出版社内容情報
シロイヌナズナを知らずして植物学は語れない。この10年、植物学の現場で何が起きているのか?植物学研究の今を生き生きと描く。
内容説明
シロイヌナズナを知らずして植物学は語れない!この10年、植物学の現場で何が起きているのか?生物学研究を目指す若き学徒への熱きエール。従来の学問分野の垣根を取り払い、ゲノムサイエンスからシステム生物学へと急速に広がる植物学研究の今を生き生きと描き出す。
目次
1 モデル植物―シロイヌナズナを受け入れるまで(シロイヌナズナ研究の現在;アラビドブラシカ ほか)
2 シロイヌナズナ研究隆盛の陰で(シロイヌナズナ研究者の方言;シロイヌナズナの特殊性 ほか)
3 昔は大腸菌と酵母だった(象から大腸菌へ、そして酵母へ;ターミナルフェノタイプ ほか)
4 DNAとゲノムという共通言語の登場による変革(分類学への影響;進化を皆が意識するようになった ほか)
補章 論文発表を巡る変化(ドイツ語雑誌の廃刊・解題;インパクトファクターとは ほか)
著者等紹介
塚谷裕一[ツカヤヒロカズ]
1964年神奈川県に生まれる。1988年東京大学理学部生物学科植物学教室卒業。1993年東京大学大学院理学系研究科(生物科学)博士課程修了、博士(理学)。東京大学分子細胞生物学研究所助手、岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助教授などを経て、東京大学大学院理学系研究科教授。自然科学研究機構基礎生物学研究所客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
takao
Teo
常嶺