出版社内容情報
わたしたちは「利己的遺伝子」の奴隷にすぎないのだろうか?心を脳の機能の一つととらえる立場から,脳の進化を検証し,遺伝子と心の関係を解き明かす.心を軸に,生命機械論をのりこえ,生命論の新しい可能性を提示する一冊.
内容説明
私たちは「利己的遺伝子」の奴隷なのか。心の営みを軸に、生命機械論をのりこえ、生命論の新しい可能性を提示する。
目次
第1章 遺伝子は生命を機械になしうるか
第2章 遺伝子の進化を検証する
第3章 単細胞から多細胞の世界へ
第4章 個体を統合するもの
第5章 脳と心
第6章 未知の世界をひらく