生命倫理のレポート・論文を書く

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130624206
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3012

出版社内容情報

私たちの生老病死にかかわる生命倫理の問いについて,レポート・論文の執筆を通じて深く考えるためのガイドブック.問いを立てる,調べる,書くといった技法とともに,社会学,歴史学,法学,倫理学などの多様なアプローチを紹介する.

まえがき



1 はじめに――生命倫理ってなんだ?

 1-1 意外と身近な生命倫理の問題

 1-2 生命倫理とはなにか

 1-3 学問としての生命倫理学

 1-4 生命倫理学とほかの学問の関係

 1-5 本書の使い方



I 生命倫理について書くために

2 生命倫理はなにを問うのか

 2-1 はじめに

 2-2 人の誕生前後から死ぬまでの生命倫理

 2-3 社会に暮らす多くの人に着目する――公衆衛生の倫理

 2-4 未来の人類に着目する――医学・生命科学研究の倫理

 2-5 おわりに



3 生命倫理学の論文を書くためのポイント

 3-1 「自由に書け」とはいうけれど……

 3-2 論文の骨格を知る

 3-3 本や論文の内容をまとめる

 3-4 生命倫理学について「自由」に書こう!



4 生命倫理の研究を探してみよう

 4-1 先人の研究を調べることの意義

 4-2 先行研究の探し方(日本語)

 4-3 先行研究の探し方(英語)

 4-4 先行研究の整理の仕方

 4-5 先行研究の活かし方



5 倫理的に書くために知っておきたい基本ルール

 5-1 生命倫理学の論文を倫理的に書く

 5-2 調査・研究を正しく行う

 5-3 調査・研究に協力してくれる人を保護する

 5-4 論文の著者であることの意味

 5-5 その他気をつけておくべきこと

 5-6 おわりに



II 生命倫理の問題への多様な答え方

6 当事者の意識や世論のあり方を調べる

 6-1 社会調査とは?

 6-2 既存の社会調査を引用する際の注意点

 6-3 悩めるO君登場!――「検証可能な問い」を立てるために

 6-4 問いを検証するために「適切な調査」を計画する

 6-5 適切な手法を用いて調査を「分析」 する

 6-6 おわりに



7 いまをとらえなおすために歴史を振り返る

 7-1 生命倫理と歴史

 7-2 対象を絞り込む

 7-3 歴史学的アプローチの作法

 7-4 調査

 7-5 情報を整理、分析してみる

 7-6 書いてみる

 7-7 おわりに――歴史学的アプローチの魅力



8 法について調べたり考えたりする

 8-1 どうして法について調べるのか

 8-2 法律学の基本の知識

 8-3 どうやって法律分野の資料を探すか

 8-4 法令、条文、判例の調べ方

 8-5 法令、条文、判例の読み方

 8-6 どのように法律・規制ができたかを調べるには

 8-7 生命倫理学に関するトピックの法学的な調査例

 8-8 おわりに



9 価値について議論する

 9-1 自分の意見について書くために

 9-2 文献を読む前に

 9-3 文献を読んで論点を確認する

 9-4 考えたことを書く

 9-5 思考実験について

 9-6 おわりに



コラム2 自分の体験を記述する



10 おわりに一生命倫理学の研究へ

 10-1 レポートから卒業論文へ

 10-2 卒業論文から学術論文へ

 10-3 生命倫理学を研究する



さらに勉強したい人のための読書案内

あとがき



Writing Research Papers on Bioethics

Yoko MATSUBARA and Tomohide IBUKI, Editors

松原 洋子[マツバラ ヨウコ]
編集

伊吹 友秀[イブキ トモヒデ]
編集

内容説明

どのような問いを立てるか、どのような方法で答えればよいか、「である」と「べき」を分けて考えているか、論文に必要な要素をもっているか。生・老・病・死にまつわる問題を、考えて、書くために。

目次

はじめに―生命倫理ってなんだ?
1 生命倫理について書くために(生命倫理はなにを問うのか;生命倫理学の論文を書くためのポイント;生命倫理の研究を探してみよう;倫理的に書くために知っておきたい基本ルール)
2 生命倫理の問題への多様な答え方(当事者の意識や世論のあり方を調べる;いまをとらえなおすために歴史を振り返る;法について調べたり考えたりする;価値について議論する)
おわりに―生命倫理学の研究へ

著者等紹介

松原洋子[マツバラヨウコ]
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授

伊吹友秀[イブキトモヒデ]
東京理科大学理工学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Schuhschnabel

3
ちょうど生命倫理の卒論に取り組み始めたところなので読んでみた。正直一般教養のレポートより上のレベルを想定して書かれているので、締切ギリギリの場面での救世主とはならない。一方で、何かしら関心事はあるが、それを論文が書けるほどの問いにできるのか不安な人には大いに参考になる本である。後半で説明されている、社会調査、歴史学、法学、(哲学としての)倫理学によるアプローチについての記述は、生命倫理以外の分野の人でも読んで参考になる点があると思う。2018/05/10

Schuhschnabel

1
再読。卒論と格闘しつつ、状況が少しずつわかってきた頃に読むと、レポートや論文に取りかかる前に読んだときとは違ったメッセージの受け取り方になる。生命倫理というあまりにも大きすぎる領域を研究するには、各研究者が自分の専門分野の方法だけに固執していてはならないというのは同感。あと、やっぱり自説を固める段階ではあまり論文に手を出さない方がいいというのは真理なのだと思った。2018/07/18

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