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分裂病の精神病理〈15〉

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  • サイズ A5判/ページ数 343p
  • 商品コード 9784130610957
  • NDC分類 493.76

出版社内容情報

勘と勘繰りと妄想:土居健郎(聖路加国際病院顧問)/精神医学にとっての言語あるいは言語学:安永浩(三鷹市碧水会長谷川病院)/離人症における他者:木村敏(河合文化教育研究所)/二重人格はなぜありにくいか:中井久夫(甲南大学文学部),山口直彦(兵庫県立光風病院)/分裂病の幻視症状について:佐藤哲哉(在ドイツ),飯田真(新潟大学医学部)/分裂病者の“虚像転移”:新宮一成(京都大学人間・環境学研究科),藤縄昭(甲南女子大学文学部)/精神分裂病と強迫-慢性分裂病者にみる常同…:松本雅彦(京都府立洛南病院)/消耗状態からの回復過程で見られた過渡現象…:牛島定信(東京慈恵会医科大学)/背景知覚の偽統合化-妄想知覚の形成を…:中安信夫(東京大学医学部付属病院)/分裂病者の逸脱特性:中谷陽二(筑波大学社会医学系)/構造としての対人恐怖パラノイア:小川豊昭(名古屋大学学生相談センター),笠原嘉(名古屋市桜クリニック)/分裂病者における Anderssein の意識について:長井真理(元名古屋市立大学病院)/分裂病と“重症”離人症との連続性について:高橋俊彦(名古屋大学総合保健体育科学)/分裂病におけるコミュニケーションの問題…:島弘嗣(春日井

目次

勘と勘繰りと妄想(土居健郎)
精神医学にとっての言語あるいは言語学―ことばと分裂病のための基礎論(安永浩)
離人症における他者(木村敏)
二重人格はなぜありにくいか(中井久夫;山口直彦)
分裂病の幻視症状について(佐藤哲哉;飯田真)
分裂病者の「虚像転移」―ヒステリー性精神病者との対比において(新宮一成;藤縄昭)
精神分裂病と強迫―慢性分裂病者にみる常同、強迫、途絶症状の意味(松本雅彦)
消耗状態からの回復過程で見られた過渡現象と夢の復活(牛島定信)
背景知覚の偽統合化―妄想知覚の形成をめぐって(中安信夫)
分裂病者の逸脱特性(中谷陽二)
構造としての対人恐怖パラノイア(小川豊昭;笠原嘉)
分裂病者におけるAndersseinの意識について(長井真理)
分裂病と「重症」離人症との連続性について―離人症及び思考の聴覚化を手懸りとして(高橋俊彦)
分裂病におけるコミュニケーションの問題について(島弘嗣)