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分裂病の精神病理 〈3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130600637
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3047

出版社内容情報

分裂病の発病過程とその転導:中井久夫(甲南大学文学部)/分裂病症状機構に関する一仮説(三):安永浩(三鷹市碧水会長谷川病院)/妄想的他者のトポロジイ:木村敏(河合文化教育研究所)/再び境界例について-強迫と妄想:笠原嘉(名古屋市桜クリニック),村上靖彦(名古屋大学医学部)/非定型精神病の遷延例と思われた症例について:村上仁(元京都大学医学部)/,上田宣子(神戸市大池病院)/分裂病における治療関係の推移と治療者の…:牧原浩(山口県小郡町まきはら病院)/一パラノイア患者の現存在分析:荻野恒一(元慶応義塾大学医学部)/分裂病患者とその同胞について:川久保芳彦(日本大学医学部)/太陽と分裂病-ムンクの太陽壁画によせて:宮本忠雄(元自治医科大学医学部)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LW

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この本は完全な医学書(論文集)で、自分は医者でも医学徒でもないが趣味で読んでいる。「分裂病の発病過程とその転導」が秀逸。分裂病的な気質を持つ人間(ナンセンスな表現だが他にどう言えばよいか思い付かない。便宜的実効的価値観世界観を拒む、知的水準が高い、精神的にナイーブ、感情表現に乏しい、理学や宗教や哲学に傾倒するなどの傾向)の思考が病的に悪夢化して彼を蝕む過程の力学が書かれている。肝心の治療については薬物投与以外の方法はよくわからなかったが、解決はロジカルではなくケミカルにしかやらないということか?2015/12/24

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