日本の階層システム〈2〉公平感と政治意識

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日本の階層システム〈2〉公平感と政治意識

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  • サイズ B6判/ページ数 240,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130551229
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C1336

出版社内容情報

複雑化する現代社会の中で,人々はその構造をどのように認知し,評価しているのか.職業威信・階層帰属意識など従来のテーマに加えて,新たに「不公平感」の観点から現代社会を診断する.さらに混迷する政治における「無党派層」の意識の中に,新しい社会への胎動を探る.

内容説明

本書冒頭の1章では、戦後の階層意識研究を概観するとともに、階層意識に関する諸概念を整理し、さらに戦後日本社会の階層意識の変化について特徴を示した。また、第1部を構成する残りの2章と3章では、職業威信スコアと階層帰属意識という伝統的な階層意識について、1955年以降の変化を提示するとともに、その本性について探究した。第2部には、「公平」を鍵概念として社会を評価する論文、第3部には、政治意識に関する三つの論文を収めた。

目次

1 階層意識の諸相(豊かさの追求から公平社会の希求へ―階層意識の構造と変容;人は何になりたいのか―職業魅力の構造;自分はどこにいるのか―階層帰属意識の解明)
2 公平性と社会評価(公平理念はどのように形成されるのか―概念の整理と日本の位置づけ;不公平感はどのように生じるのか―生成メカニズムの解明;日本人の不公平感は特殊か―比較社会論的視点で;不公平感が高まる社会状況は何か―公正観と不公平感の歴史)
3 政治意識の変容(政治イデオロギーは政治参加にどう影響するのか―現代日本における参加と平等のイデオロギー;反権威主義的態度の高まりは何をもたらすのか―政治意識と権威主義的態度;無党派層は政治にどう関わるのか―無党派層の変貌と政治参加の行方)