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出版社内容情報
不登校という現代の教育の難問にどうアプローチするか.学校システムと子どもの心理発達が絡み合う多様な〈複合問題〉に,丹念な実態調査と臨床心理的分析から迫り,実践へのヒントを示す.単純化や俗説を越え,いまもっとも具体的な不登校研
内容説明
学校教育の再設計にむけて―不登校の学校臨床。長期欠席の全体像をとらえた調査研究、発達・臨床心理的な分析から複合する要因にわけいり、学校と子どもの関係を作りなおす道をさぐる。
目次
序章 学校を欠席する子どもたちと学校不適応
1 長期欠席と不登校のあいだ―基礎データ編
2 長期欠席・不登校と学校要因―学校データ編
3 長期欠席・不登校に対する学校の取り組み―学校事例編
4 長期欠席・不登校増加の背景を考える―総合考察
終章 子どもの心理発達と学校教育
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
32
2000年初版。なぜ学校を長期欠席する子どもたちが増えてきているのか、不登校の実態を統計的に示し、どのような方向で学校を改革していけばいいのかを考察した内容です。著者は、不登校を子ども個人の責任にするのではなく、学校という環境との不調和から生じる問題であり、学校や社会が変わっていかなければならないという姿勢で論じられていました。いわゆる学校文化に馴染むことができない子どもたちの背景には、学校文化に馴染むことができな家庭もあります。子どもの生活に即した形で学校を見直す必要性を強く感じました。2018/09/22
komami
0
前半は読みづらかったですが、最後の方はいいことがたくさん書いてありました。がんばった甲斐がありました!2012/07/27