新たなリスクと社会保障―生涯を通じた支援策の構築

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新たなリスクと社会保障―生涯を通じた支援策の構築

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130511377
  • NDC分類 364.021
  • Cコード C3036

出版社内容情報

幅広い世代に公平に再分配できる、新たな社会保障制度のあり方を構築する。

人生のライフステージで直面するリスクに社会保障制度はどうこたえることができるのか.高齢期の現金・現物給付を中心とした従来の社会保障の背後で生じつつある新たなリスクの姿を明らかにし,全世代型の社会保障のあり方を考察する.

序章 新たなリスクを見すえた政策的エビデンス(井堀利宏・金子能宏・野口晴子)
第I部 出生・幼少期の社会保障を考える
第1章 新生児の体重はなぜ減少しているのか(川口大司・野口晴子)
第2章 子育て支援政策は出生行動にどのような影響を与えるか(田中隆一・中嶋 亮)
第3章 日本はなぜ「子ども養子小国」なのか――日米比較にみる養子制度の機能と役割(森口千晶)
第4章 子どもへの医療費助成は医療サービスへのアクセスを改善するか(別所俊一郎)
第5章 子育て世帯への支援策に再分配効果はあるか――2007年国民生活基礎調査を用いて(府川哲夫)
第II部 成年期の社会保障を考える
第6章 若者の就業形態は生涯所得に影響を与えるか(阿部修人)
第7章 失業手当の受給者はなぜ減ったのか(酒井 正)
第8章 独身女性は予備的貯蓄をなぜ積み増すのか(暮石 渉・若林 緑)
第9章 「寿退職」「出産退職」を規定するものはなにか――性別役割分業意識と就業行動(坂本和靖)
第10章 長時間労働は健康にマイナスに働くか(戸田淳仁)
第III部 高齢期の社会保障を考える
第11章 介護サービスは家族による介護を代替するか(菊池 潤)
第12章 在宅介護サービスの充実は自宅での看取りを下支えできるか(泉田信行)
第IV部 セーフティネットの機能と効果を考える
第13章 障がい者の暮らしと家族をどう支えていくべきか(金子能宏)
第14章 地方は生活保護をどのように実施してきたか――生活保護費に関する関係者協議会における議論をめぐって(林 正義)
第15章 医療・介護分野への資源配分はどのくらい経済効果をもたらすか(加藤竜太)
終章 新たなリスクを見すえた支援策(井堀利宏・金子能宏・野口晴子)

【著者紹介】
井堀利宏:東京大学大学院経済学研究科教授

内容説明

自助・互助・共助・公助の新しいかたち。現代の社会生活のなかで生じる、これまでは考えられなかった新しい様々なリスク。子育て支援、若年者の就業、ワーク・ライフ・バランス、高齢者と障がい者の介護―。データに基づいて、幅広い世代に公平な制度を提案する、社会保障研究の最前線。

目次

新たなリスクを見すえた政策的エビデンス
第1部 出生・幼少期の社会保障を考える(新生児の体重はなぜ減少しているのか;子育て支援政策は出生行動にどのような影響を与えるか ほか)
第2部 成年期の社会保障を考える(若年時の就業形態は生涯所得に影響を与えるか;失業手当の受給者はなぜ減ったのか ほか)
第3部 高齢期の社会保障を考える(介護サービスは家族による介護を代替するか;在宅介護サービスの充実は自宅での看取りを下支えできるか)
第4部 セーフティネットの機能と効果を考える(障がい者の暮らしと家族をどう支えていくべきか;地方は生活保護をどのように実施してきたか―生活保護費に関する関係者協議会における議論をめぐって ほか)
新たなリスクを見すえた支援策

著者等紹介

井堀利宏[イホリトシヒロ]
東京大学大学院経済学研究科教授

金子能宏[カネコヨシヒロ]
国立社会保障・人口問題研究所部長

野口晴子[ノグチハルコ]
早稲田大学政治経済学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。