出版社内容情報
「大きな政府」に対する否定と、社会保障制度充実の要望という矛盾を解決し、将来も安心できる制度改革を実現する方策を提言する。
目次
序章 国民の倫理的志向と政府の大きさに対する考え方
1章 国民の受益・負担と政府の大きさ―アンケート調査の結果と計量分析
2章 少子高齢化と国民負担率
3章 望ましい財源調達手段
4章 基礎年金・最低保障年金の分析―スウェーデン方式との比較・検証(1)
5章 所得比例型年金の是非―スウェーデン方式との比較・検証(2)
6章 公共資本と公的年金の世代間厚生比較
7章 家計行動と公共政策の効果―構造パラメータの検証と推定
終章 国民の受益・厚生と「大きな政府」の意味
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
同志社大学経済学部教授。1943年生まれ ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了。Ph.D. 京都大学大学院経済学研究科教授をへて2007年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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