先進国経済の地域構造

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130401999
  • NDC分類 332
  • Cコード C3033

出版社内容情報

先進7ヵ国における地域構造の歴史的変遷や,グローバル化が進む現状において直面する課題を浮かびあがらせる.また,経済地理学の観点から国際比較を行い,各国の特徴を捉えなおすことで,EUやNAFTAといった経済圏の再編を分析するための視角を提示する.

内容説明

近年、グローバリゼーションとローカリゼーションの同時進行が、内外の研究者によって注目されている。こうした現象が、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、アメリカ、カナダ、日本の先進7ヵ国において、どのように発現しているのか、それぞれの国の実態を明らかにするとともに、国際比較の視点を含めた地域構造論から各国の地域構造の形成・変動過程の比較を行う。それによって、世界経済、ブロック経済、国民経済、地域経済の各レベルで把握される経済の地理的構造の相互関係を明らかにする。

目次

序章 地域構造国際比較の視点と方法
第1章 イギリスの地域構造―南北格差の拡大と大南東地方の形成
第2章 フランスの地域構造―パリとフランス砂漠への眼差し
第3章 ドイツの地域構造―政治領域の変動と多極分散型経済
第4章 イタリアの地域構造―南北構造とサード・イタリーの台頭
第5章 アメリカの地域構造―「スノーベルト対サンベルト」から「新産業空間」へ
第6章 カナダの地域構造―国際関係の転換と東西軸・南北軸の交錯
第7章 日本の地域構造―東京一極集中構造の形成メカニズム
終章 地域構造の国際比較

著者等紹介

松原宏[マツバラヒロシ]
東京大学大学院総合文化研究科助教授。1956年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(博士(理学))。西南学院大学経済学部講師、助教授、教授を経て、現職
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