取引制度の経済史

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130401821
  • NDC分類 332
  • Cコード C3033

出版社内容情報

日本およびアジアの歴史上に見られた様々な「取引統治」の仕組みを素材に,近年とみに発展している「制度の経済学」の視点から経済史の見直しを試みる,意欲的な論集.市場経済を支える制度的な枠組みに関する経済分析への新たな方法を具体的に提示する.

目次

経済史研究における制度
第1部 近代以前の商取引(近世日本の経済発展と株仲間―歴史制度分析;幕末維新期開港場における内外商の取引関係―約束、合意、契約 ほか)
第2部 労働市場の形成(製糸工女取引の公的統治と私的統治;等級賃金制度と工女登録制度―製糸工女労働市場の形成 ほか)
第3部 生産組織の展開(戦前日本石油産業における生産システム;下請取引関係における系列の形成と展開)

著者等紹介

岡崎哲二[オカザキテツジ]
東京大学大学院経済学研究科
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