Economic affairs<br> 制度資本の経済学

Economic affairs
制度資本の経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130401494
  • NDC分類 343.7
  • Cコード C3033

出版社内容情報

信用秩序,学校教育,医療制度,企業等を,多様な形態を包含する社会的共通資本のなかの「制度資本」として位置づけ,その機能の経済学的な分析を行う.また水,森林などの自然環境を持続的に維持・管理するための制度的前提も考察,新しい経済学の枠組みを構築する.

内容説明

本書で取り扱われる具体的な制度資本は、信用秩序、学校教育、都市におけるセキュリティ、医療制度、「水」と森林など多様な形態をとる。また、企業制度もまた1つの制度資本としてとらえられ、とくに地球環境問題との関連で考察が進められる。さらに、社会的共通資本の管理にかんする財政的ならびに国際的側面についても序論的な考察が展開される。

目次

第1部 制度資本の経済的機能(制度資本としての「信用秩序」;社会的共通資本としての学校教育;都市におけるセキュリティ;社会的共通資本としての医療制度;税制と環境税;企業の社会的責任―市場制度と地球環境問題との関連で)
第2部 制度資本としての自然環境(「水」と森林;コモンズの理論―静学的および動学的外部性;地球温暖化と国際協調―合意形成の条件)