目次
第１編 資本主義と権威的秩序（資本主義の諸段階と権威的秩序―法の諸類型についての一考察；法的社会制御と権威的社会関係；戦後国際経済の政治経済学；現代資本主義の国家形態）
第２編 日本資本主義の権威的構造（近代天皇制国家試論；戦間期日本資本主義の労資関係と権威的秩序の再編―国際連盟報告書の分析を通して；現代日本社会の権威的構造と国家；現代日本の労資関係と国家―国際比較の視点から）
第３編 権威的秩序と現存社会主義（現存社会主義体制の歴史的位置―「初期社会主義論」的視角からの一考察；労働組合と労働者評議会―現在社会主義における労働の問題への一視角；現存社会主義における国家体制と人民代表制；現存社会主義社会における政党制の諸問題；現代中国における裁判の性格―法的決定の主体の面に着目して；現存社会主義国民国家的編成―インドシナの中のベトナム）
第４編 権威的秩序の批判とその主体（権威的秩序の内面化と主体形成；能力と平等についての一視角―能力主義批判のために；「共産主義」理念の再検討）
