法の近代とポストモダン

法の近代とポストモダン

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  • サイズ A5判/ページ数 443,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130311465
  • NDC分類 322.3
  • Cコード C3032

出版社内容情報

日独の第一線研究者による意欲的な論文集.現代法(ポストモダンの法)をどうとらえるか,という視点から近代社会および近代法の成立の特質を解き明かす.長年の日独学界交流の成果の具体的な到達点を示す.

目次

アウグスティーヌスのconsuetudo universae ecclesiaeについて
「シチーリア王国勅法集成」の法源論
ドイツにおける法治国思想の成立と実現に対する帝国最高法院の寄与
マキアヴェリ政治思想における革新性と伝統性
慣習法の理論―旧ヨーロッパから近代へ
「実務法学」(Praktische Rechtsgelehrsamkeit)について
Savignyによる占有概念の構造転換とその射程
所有権の訴としての妨害排除の訴
サヴィニー・ギュンダーローデ・クライスト
反体制文学とリベラル国法学
ドイツのアルメンデ権との比較における日本の入会権の諸様相
20世紀前半のドイツ婚姻法における立法権と司法権
銀行の悪意
立法の競争による法形成?
ポスト社会主義の企業所有
議論と自己修正

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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村上淳一教授還暦記念だけあって、笹倉秀夫、木庭顕、和仁陽、海老原明夫といった国内の有名学者以外にもドイツの公法学者が何本も寄稿、さらには村上御大御本人まで。木庭先生はやっぱり占有論、ただしサヴィニーの。2016/01/05

YY

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内容は「村上淳一還暦記念論文集」である。日独の学者が近代・ポストモダンにつながるテーマについて論じている。注目はやはり若き日の和仁氏の論文である。2012/01/06

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